湯沢イクボスリレーVol.7~北日本索道株式会社 代表取締役 兼子富市さん
第7回目は、兼子賢一さんからバトンを受けた、北日本索道株式会社 代表取締役 兼子 富市(かねこ とみいち)さんです。
働き方や地域貢献などについて、約1時間にわたってインタビューを行いました。
会社について教えてください
昭和44年(1969年)に先代が設立しました。本業が林業なので、素材生産、立木購入、伐採、原木販売やチップ生産を行っており、現在社員は80名います。 |
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社員は市内の方が多いのでしょうか
6割くらいが市内在住で、4割は近隣市町村在住です。
また、年の差があるとなかなか溶け込めなかったり、打ち解けられなかったりすることもありますが、若い人が多いので仲間意識を持ちやすいようです。楽しそうに現場から帰ってくる姿を見ることが多いですね。
「イクボス行動宣言」をして、変わったことはありますか
昔の考え方では誰もついてこないと思っています。会社の原点は社員であり、若い人は宝です。私は経営を頑張って、成績がよければ社員に還元しています。また、現場に出る社員に対しては、怪我なく会社に帰ってきてほしいといつも思っています。
ワーク・ライフ・バランスについて、心掛けていることはありますか
子どもの関係で休む社員が多いですが、自分が休みたいときに有給を取るのは大変良いことなので、喜んで休みを取ってもらっています。休み明けに頑張ってもらえればそれでいいですから。
先代の時代、山仕事といえば請負だったため、会社の休みはほぼありませんでした。しかし、30年ほど前に社会保険をかけて給料制にするなど、会社の体制を整えました。そうしなければ、この会社も今はなかったかもしれません。
地域貢献として、取り組まれていることはありますか
地域に活気がなければダメだと思っています。何ができるかを考えながら取り組んでいますが、直接結びつく策はなかなかないのが現状です。それでも、地域で仕事ができる状態を維持していくことで地域が良くなると思うので、地域からの雇用機会を最大限生かしたいと考えています。地域から雇用することによって、社員のみならず、家族や地域全体も良くなると思っています。地域と手を取っていくことが大切です。
これからを担う、若い社員へメッセージをお願いします
仕事で大切なのは「安全」。一人ひとり取り組まなければダメなので、自覚を持って気をつけてほしいです。 |
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常に社員のことを思う、兼子さんの人柄が伝わるインタビューとなりました。
次は、株式会社北都銀行湯沢支店 支店長 戸田 譲さんにバトンをつなぎます。
兼子富市さんの素顔を社員目線でご紹介!
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紹介者 |
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協働事業推進課 協働のまちづくり班
〒012-8501
秋田県湯沢市佐竹町1番1号
電話:0183-55-8249