○秋ノ宮財産区土地使用条例

平成19年3月23日

条例第9号

(趣旨)

第1条 この条例は、秋ノ宮地区の住民(以下「住民」という。)が、部落有財産統一条件(昭和2年6月6日議決)に基づき、秋ノ宮財産区の土地(以下「土地」という。)を旧来の慣行により使用すること又は新たに使用しようとすることに関し必要な事項を定めるものとする。

(土地の区分)

第2条 土地の区分は、次に掲げるとおりとする。

(1) 直営地 財産の管理区分により直営地と定めた箇所、旧雄勝郡秋ノ宮村において植栽されたまま取得した箇所及び新たに植栽するため秋ノ宮財産区管理者湯沢市長(以下「管理者」という。)が指定した箇所

(2) 禁伐林(保安林) 治山治水上、樹木を保存する目的のもとに保安林に指定され、伐採の制限又は禁止を指定された箇所

(3) 柴草採草地 施業案又は牧野管理区分により自家用に供するため柴(この条例で、柴と称するものは、6センチメートル以下の広葉樹をいう。)株の採取をする箇所で、従来の部落使用地域と称する箇所

(4) 教育用地 秋ノ宮地区の小学校児童又はその保護者が植栽し、当該学校基本財産を造成する目的をもって造林した箇所及び新たに造林する箇所その他教育実習に供するため指定した箇所

(5) 部分林 住民等から造林の願い出がある場合、造林者とその収益を分収する契約をもってこれを設定する箇所

(6) 貸付地 住民等により造林以外の使用に供する目的をもって願い出たものにその貸し付けを許可した箇所又は新たに願い出のある場合に貸し付けする箇所

(慣行による使用)

第3条 昭和56年11月25日(附則第2項の規定による廃止前の雄勝町秋ノ宮財産区土地使用条例(昭和56年雄勝町条例第21号)の施行日)以前から土地を使用している者は、この条例の規定により旧来の慣行により使用を許可された者とみなす。

(新たに土地を使用する場合)

第4条 新たに土地を使用しようとする者は、管理者の許可を受けなければならない。ただし、財産の管理区分及び施業計画による造林箇所等については、願い出ることができない。

2 部分林以外の土地の貸付期間は、10年を超えてこれを定めることはできない。

(使用権の譲渡)

第5条 土地の使用者は、使用権を譲渡しようとするときは、管理者の許可を受けなければならない。

2 部分林契約の権利譲渡についても前項の規定を準用する。

(団体等の土地使用)

第6条 町内、入会その他団体等が土地を使用しようとするときは、代表者を定め、第4条の規定により管理者の許可を受けなければならない。代表者に異動を生じたときは、直ちに、管理者に届け出るものとする。

(使用料等)

第7条 第3条第4条及び前条の規定により土地を使用する者は、別表第1に掲げる使用料を納付しなければならない。

2 土地の使用者が使用権を譲渡した場合には、その登録替えに要した実費を納付しなければならない。

(使用料の納付及び徴収方法)

第8条 使用料は、納入通知書により毎年12月25日までに納付するものとする。

2 使用料を納期限内に納付しないときは、湯沢市諸収入金に係る督促手数料及び延滞金の徴収に関する条例(平成17年湯沢市条例第60号)の規定により徴収する。

3 前条第2項の規定による登録替えに要した費用は、その都度納付するものとする。

(使用料の減免)

第9条 第7条第1項の規定にかかわらず、現に使用している柴草採草地又は特別の定めのある土地については、使用料を徴収しないものとする。

2 営利を目的としない事業に係る土地の使用については、使用料を減額又は免除することができる。

(加入金)

第10条 この条例の施行の日以後に、新たに住民となり、土地を使用しようとする者は、使用料のほかに、別表第2に掲げる加入金を納付しなければならない。

2 前項の加入金を納付した後でなければ土地を使用することができない。

(無断使用)

第11条 第4条及び第6条の手続きによらず土地を無断で使用している者に対しては、その使用権を認めず、かつ、当該土地にある営造物、立木等は、直ちに、撤去をさせるか、あるいは没収するとともに、損害賠償金を徴収する。

(権利の喪失)

第12条 土地の使用者又は部分林の造林者が住民の資格を失ったときは、次に掲げるとおりこれを処分しなければならない。

(1) 田畑又は宅地若しくは耕作の用に供している原野及び山林は、これを現況のまま返還しなければならない。

(2) 造林地については、処分時の価格を管理者、造林者の間で協議の上決定し、第17条の規定により分収する。

2 土地の使用者が使用料を2年間滞納した場合、管理者は、契約を解除し、当該土地を没収する。

(部分林の設定)

第13条 第3条の規定によるもののほか、土地を使用し、造林をさせるために管理者が部分林の設定を必要と認める場合は、部分林の設定を許可することができる。

(部分林の契約)

第14条 部分林により土地を使用しようとする場合は、管理者の許可を受け、契約を締結しなければならない。

2 契約による土地の使用期間が終了した場合は、直ちに、管理者に当該土地を返還しなければならない。

3 天災、火災等で生じた土地の損害は、造林者の負担とする。

(期間)

第15条 部分林の存続期間は、植栽後80年を超えない範囲で定めなければならない。

2 部分林の伐期については、部分林の設定の際に管理者が定める。

3 前2項の期間の定めについては、管理者は森林経営上、利益があると認める場合に限り、造林者と協議の上、10年を超えない範囲で存続期間又は伐期を変更することができる。

(契約の解除)

第16条 部分林の造林者が次の各号のいずれかに該当する場合、管理者は、契約を解除する。ただし、造林者の責によらない事由がある場合は、この限りでない。

(1) 植栽期間の始期から1年以内に造林に着手しないとき。

(2) 契約造林期間内に植栽面積が総面積の2分の1に達しないとき。

(3) 植栽後5年を経過しても成林の見込みのないとき。

2 前項の規定により契約を解除したときは、既に植栽した樹木は、秋ノ宮財産区の所有に帰属する。

(収益分収)

第17条 部分林等の収益分収は、次に掲げるとおりとする。

(1) 官行造林、県行造林、公社造林等による部分林については、契約時における分収割合とする。

(2) 町内又は入会による部分林については、その収益分収は、秋ノ宮財産区2割、造林者8割とする。

(3) 住民による部分林については、その収益分収は、秋ノ宮財産区2割、造林者8割とする。

(4) 当該入会において使用権を認められている土地については、その収益分収は、秋ノ宮財産区5割、当該入会5割とする。

(5) 秋ノ宮財産区が樹木を必要とするとき、又は秋ノ宮財産区が分収すべき樹木の保存を必要とするときは、材積をもって分収することができる。

(契約の更新)

第18条 土地使用者又は造林者から契約期間終了後、遅滞なく更新の願い出があるときは、新たに願い出た者に優先してこれを許可することができる。

(使用権の停止及び返還)

第19条 この条例により住民等が使用している土地に対し、管理者が公共上必要と認め使用者に使用権の停止又は返還を求めたときは、使用者は、これに応じなければならない。ただし、この処分によって生じた収益は、第17条の規定により分収する。

(使用者の管理義務)

第20条 部分林及び貸付地の使用者は、次に掲げる事項を行わなければならない。

(1) 火災の予防及び消火

(2) 盗伐、誤伐その他加害行為の予防及び防止

(3) 有害動物及び病害虫の駆除並びにその他まん延の防止

(4) 境界標その他標識の保存

(委任)

第21条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成19年4月1日から施行する。

(雄勝町秋ノ宮財産区土地使用条例の廃止)

2 雄勝町秋ノ宮財産区土地使用条例(昭和56年雄勝町条例第21号)は、廃止する。

(経過措置)

3 この条例の施行の日の前日までに、前項の規定による廃止前の雄勝町秋ノ宮財産区土地使用条例の規定によりなされた処分、手続きその他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

附 則(平成24年3月19日条例第14号)

(施行期日)

1 この条例は、平成24年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに契約した部分林の収益分収の割合については、第1条の規定による改正後の院内財産区土地使用条例第16条又は第2条の規定による改正後の秋ノ宮財産区土地使用条例第17条の規定による割合とみなす。

別表第1(第7条関係)

土地の種類

場所

使用料

宅地

桑沢

中山

3.3m2当たり78円

殿上

3.3m2当たり126円

その他の土地

用途により、宅地の使用料との均衡を失しないよう管理者が定めた額

別表第2(第10条関係)

加入金

3,150円

秋ノ宮財産区土地使用条例

平成19年3月23日 条例第9号

(平成24年4月1日施行)