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地熱開発

印刷用ページを表示する 更新日:2021年1月21日更新
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地熱を活かすまちづくり

湯沢市は、小安峡温泉、秋の宮温泉郷、泥湯温泉などが点在する”いで湯の宝庫”です。
温泉は、地下のマグマにより加熱された熱水を利用しており、また、小安峡大噴湯や川原毛地獄も温泉と同様に、地下の熱エネルギーが地表に現れている現象の一つです。
火山列島である日本は、このような地下の熱資源に恵まれ、世界第3位の資源量を有しており、湯沢市が位置する西栗駒一帯は、日本でも有数の地熱賦存地帯と言われています。
東日本大震災以降、再生可能エネルギーの普及促進が図られていることから、湯沢市では自然環境との調和を図りながら、地域固有の資源である地熱エネルギーの活用を積極的に推進しています。

上の岱地熱発電所(運転中) 

上の岱地熱発電所<外部リンク>は、平成6年から稼動しており、東北で5番目、全国で12番目に完成した発電所です。
発電出力は28,800kWで、運転開始から現在まで安定した電力供給を行っています。
世界で初めて蒸気への清水注入方式によるタービンスケール付着防止装置を実用化しました。

山葵沢地熱発電所(運転中)

山葵沢地熱発電所<外部リンク>は、令和元年5月に営業運転を開始しました。
国内で1万kW以上の大規模地熱発電所としては23年ぶりとなります。
発電出力は46,199kWで、ダブルフラッシュによる発電方式を採用しています。

かたつむり山(建設工事中) ※栗駒国定公園 第3種特別地域内

かたつむり山発電所<外部リンク>は、令和5年3月、経済産業大臣より地熱発電所として初めて「重要電源開発地点」に指定されました。
令和9年3月の運転開始に向けて建設工事が進められています。
発電出力は14,990kWを予定しており、ダブルフラッシュによる発電方式となる計画です。

木地山地熱発電所(環境アセスメント中) ※栗駒国定公園 第2種特別地域内

木地山地熱発電所<外部リンク>は、令和5年6月、資源エネルギー庁長官より「重要電源促進地点」に指定されました。
​令和11年11月の運転開始に向けて、現在、環境アセスメント手続き中です。
発電出力は14,999kWを予定しています。

矢地ノ沢地域地熱開発調査 ※栗駒国定公園 第3種特別地域内

現在、矢地ノ沢地域において地熱資源開発調査<外部リンク>をおこなっています。