学校教育目標
~夢と学びとたくましさを~
5.重点目標と施策
(1)「できる、わかる」授業実践と主体的な学びの育成
充実した学年・学級経営のもと、「できる」「わかる」喜びと成就感を味わわせる授業づくりを通し、自分事として学ぶ、主体的な学習方法を身につけことができる 指導に努める。
1.心の居場所となる学級づくり
- 一人一人の個性を生かした、生き生きとした学級づくり
- 心のふれあいを大切にする学級づくり
- 笑顔で語り合い、学び合える学級づくり
2.主体的に学ぶ力を育てる指導の工夫
- 基礎・基本をおさえた指導と基礎学力の定着
- 課題解決型の授業づくりと既習事項の活用指導
- 自らの学びに生かせる自己評価の工夫
- 学習習慣形成(家庭学習の習慣化)
3.個を生かす指導の工夫
- 個に応じた手だてや課題の提示
- TTによる個やグループへの支援
- 学団学習を生かした個の伸長
(2)ふるさと教育の充実
恵まれた地域・環境から自他の命の大切さを学び、更に、福祉・勤労体験学習を通して地域の人や社会・自然とふれあい、体験的に学ぶながら人と人との絆を深め、自他を大切にする心を育み、自らの生き方を振り返り夢や希望を持って逞しく生きる力を育てるキャリア教育につなげる。
1.キャリア教育の推進
- 地域素材を生かした学習を工夫し、豊かな体験活動の実践と道徳性の育成
- 恵まれた地域の良さを知り、環境教育への意識と実践力を育てる。
- 様々な人との関わりから学び、自分の生活を振り返り、よりよい言動ができる子どもの育成
2.福祉・勤労体験学習の推進
- 福祉施設への訪問を通した福祉学習やボランティア活動の体験
- 全校での花の植え付けや世話、学級菜園・観察栽培活動、農園活動を通した、勤労意欲の助長(環境教育・食育)
- 全校縦割り活動による仲間意識の育成
(3)家庭や地域、及び、地+域の保・小・中学校と連携した子どもの育成
地域や保護者との連携を密にし、その願いを受け止めながら教育活動を推進する。
- 基本的な生活習慣の育成等、発達段階に応じたきめ細かな連携
- 子どもの安心・安全を守る諸活動の推進
- PTA活動の推進と諸団体との情報交換
- 学校関係者評価の推進
- 保小、小中連携の推進(一体校)
(4)豊かな人間性を育む道徳教育の充実と生徒指導の推進
全教育活動を通して豊かな人間性を育む道徳教育を充実させると共に、心の居場所となる学校・学級づくりを基盤とした生徒指導を推進する。
1.「道徳」の時間の充実
- 心に響く授業をめざした研修体制の構築
- 道徳計画に基づいた「道徳」の推進
- 子どもの実態に応じた授業改善
2.絆を育てる学校・学級風土づくり
<雄勝っ子「三つのあ」 あんぜん ・ あいさつ ・ ありがとう>
- 一人一人が生かされる授業づくりと、認め・励まし・協力し合う学級づくり
- ふれあいを大切に、受容的態度で接する教師集団づくり
- 家庭、地域諸団体との密な情報交換
- 全職員による全校の子どもへの心・目配りと子どもを語る会の日常化
3.組織としての指導体制づくりと対応(雄勝中との共同実践)
- いじめ・不登校対策委員会の活動促進させ、いじめや不登校の早期発見
- 子どもや保護者との個人面談や教育相談を大切にした信頼関係づくり
- カウンセラーや諸専門機関との連携
(5)教職員研修の充実
「授業で勝負」を合い言葉に、専門職として授業改善を図り、子どもや地域から信頼される教師として、組織的、計画的な校内研修を重ね、日々の指導に生かす。
- 教師としての資質の向上 (学年部・学団部経営<低・中・高>の推進)
- 専門職としての指導力の向上
- 授業提示による実践研究
- 異学年合同学習の推進
- TTによる指導法の研修(教頭・教育専門監・教務・研究主任・加配・学団部)
(6)特別支援教育の充実
通常学級に在籍する発達障がいのある子どもも含め、子どもの自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するという視点に立ち、教育的ニーズを把握しながら、持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善するため、全職員で適切な指導に当たる。
- 支援体制の確立
- 特別支援委員会の機能化
- 教員の専門性の向上と研修
- 専門機関との連携及び市支援員の活用と支援