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湯沢市の観光案内

印刷用ページを表示する 更新日:2024年3月18日更新
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湯沢市の観光案内の写真

小野小町生誕の地と伝えられる湯沢は、秋田美人を思わせる奥ゆかしい街並みや温泉地、伝統の祭りが訪れる人を魅了します。風土が生み出した、ぬくもりと優しさにふれる旅はいかがですか。

 

湯沢市の概要

秋田県南端の玄関口で、自然豊かな環境

遠くに鳥海山を望む湯沢市。
遠くに鳥海山を望む湯沢市。秋田県南部の交通拠点でもある

 

山形・宮城県に隣接する秋田県の最南東部に位置し、県都秋田市まで直線距離で約70km、宮城県仙台市まで約95kmと、ほぼ中間点にあります。隣接する両県とは、国道13号、108号及び398号で結ばれており、秋田県の南の玄関口となっています。

面積は790.91平方キロメートルで、秋田県の面積の約6.8%を占め、東方の奥羽山脈、西方の出羽丘陵に囲まれた横手盆地を貫流する雄物川と、その支流である皆瀬川、役内川沿いに豊かな水田地帯を形成。県境付近の西栗駒一帯は雄大な自然林となっているほか、豊富な温泉群にも恵まれています。

 

温泉豊富な「地熱のまち」は、稲庭うどんなど伝統の物産も魅力

川原毛地獄
山肌が火山性ガスによって白色に変色しており、大地のエネルギーを感じさせる

 

稲庭うどん
市内には、稲庭うどんの店が数店舗。一般の見学もできる。

 

また湯沢市は、その名のとおり小安峡温泉、秋の宮温泉郷など温泉地が点在する「いで湯の宝庫」であり、「地熱のまち」です。国内では23年ぶりとなる大型地熱発電所「山葵沢地熱発電所」が稼働し、ました。地熱の恩恵をうけ、山あいの秘湯や多彩な温泉はこの地ならではの旅情をつくりだしています。

また、全国に誇る特産品として、日本三大うどんとして有名な稲庭うどん、八百年の歴史をもつ川連漆器、全国的に有名な老舗のお酒などが有名です。

 

 

エリア案内/湯沢駅周辺

 

大名行列
9月の愛宕神社祭典では雅やかな大名行列が行われる

 

七夕絵どうろう
8月に開催され、湯沢の夏夜を彩る七夕絵どうろうまつり

 

奥羽本線の湯沢駅は、湯沢観光の玄関口。湯沢市役所本庁舎の近くには「古館山」とよばれる丘陵地帯があり、鎌倉時代、小野寺氏により築城された山城があったといわれます。のちに佐竹義種が湯沢城に入城し、以来周辺地域は佐竹南家の城下町として栄えました。

市内には商家や酒蔵など歴史ある建物が数多く点在し、毎年8月には約300年の歴史を誇る「七夕絵どうろうまつり」も行われます。中央公園や愛宕公園などをはじめ、町並みと自然が調和しているのも特徴。近年、駅前広場や周辺道路を整備し、公共施設を複合化するなど新たなまちづくりが行われています。

 

 

エリア案内/川原毛・高松

大湯滝
温泉がダイナミックに流れ落ちる川原毛大湯滝。滝壺は天然の湯船になっている

 

三途川橋のたもとには延命地蔵
三途川橋のたもとには延命地蔵など4体の石像が鎮座する

 

川原毛地獄は恐山(青森県)、立山(富山県)と並ぶ日本三大霊地のひとつ。標高800mの場所にあり、山肌のいたるところから火山性のガスが噴き出し、まさに「地獄」を思わせる光景が広がっています。川原毛地獄の入口には三途川渓谷があり、渓谷にかかる三途川橋からは断崖絶壁を見下ろし、息を飲むほどの渓谷美を堪能できます。約20mの高さから温泉が流れ落ち、滝壺が湯船となった川原毛大湯滝、地中のマグマによって熱せられた蒸気を利用した上の岱地熱発電所など、ゆざわジオパークの火山活動を体感できるエリアです。

 

 

エリア案内/川連・稲庭

稲庭うどん製造工程を見学・体験
稲庭うどんは製造工程を見学できる施設もある

 

川連漆器の写真
現代の家庭でも親しまれている川連漆器

 

湯沢市の北東部に位置し、川連漆器、稲庭うどんなど秋田を代表する伝統産業が息づく町。鎌倉時代から約400年にわたって秋田南部を治めた小野寺氏の居城があった場所で、二の丸跡に資料館として建てられた「稲庭城」では、小野寺氏と町の歴史や伝統産業について紹介しています。小野寺氏が武具に漆を塗らせたことから始まった川連漆器は800年の歴史をもち、川連漆器伝統工芸館では歴史を裏付ける文献や資料、道具などの資料を公開。稲庭うどん、川連漆器ともに伝統の技を見学、体験ができる貴重なスポットもあります。

 

 

エリア案内/雄勝・秋ノ宮

秋の宮温泉郷の写真
秋の宮温泉郷では役内川のほとりにも温泉が湧く

 

院内銀山跡の写真
かつての鉱山の歴史を物語る院内銀山跡

 

湯沢市南部に位置し、栗駒山をはじめとする山々が連なり、渓谷、滝、湖など豊かな自然に囲まれたエリアです。雄勝は「小野小町」生誕の地といわれ、小野小町ゆかりの史跡が点在。雄物川の源流にある院内銀山は、佐竹藩直営の銀山として栄え、今なお坑口などを見ることができます。また、秋ノ宮は県内最古の温泉地として知られ、古くから文人墨客に愛されてきました。渓谷沿いには5軒の湯宿があり、渓谷を眺める露天風呂はとても風情があります。

 

 

エリア案内/皆瀬・小安

大噴湯川原湯橋
小安峡では四季折々の自然が目を楽しませてくれる

 

小安峡の足湯の写真
小安峡には足湯が点在しており無料で利用できる

 

秋田県の南東端、栗駒山の麓にあたるエリア。皆瀬川の急流が長年にわたって川底を侵食してできた小安峡は、遊歩道沿いに熱気と蒸気が吹き出す人気の観光スポット。周辺にはキャンプやトレッキング、渓流釣りができるスポットや、古くから温泉街として栄えた「小安峡温泉」と「大湯温泉」があり、手付かずの自然のなかで温泉と郷土料理を楽しめます。