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地熱パワーに圧倒される“HOT”なスポット

印刷用ページを表示する 更新日:2024年3月18日更新
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大噴湯

今もなお地表から蒸気や熱水が噴き出し、ダイナミックな大地の息吹を肌で感じることができる「川原毛地獄」や「小安峡」。地熱を利用してクリーンエネルギーを作り出す発電所や、野菜の栽培、乳製品の低温殺菌など、産業にも役立てられています。

 

硫黄の匂いが立ち込める神秘的な世界「川原毛地獄」

川原毛地獄は青森県の恐山、富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つです。大同2(807)年に月窓和尚(げっそうおしょう)が開山したと伝えられ、多くの修行者や参拝者が訪れました。

灰白色の山肌と噴き出す蒸気、強く漂う硫黄の匂いもあって、まさに地獄のようです。周囲の山々を見渡すと、白く変色している場所はここだけ。火山性のガスによって、元々あった石が白く変色してしまったのです。今でも火山活動の名残が「地熱」として地下に広がっており、その様子を体感できることでしょう。

(注意:火山性ガスは有毒です。散策路以外は立ち入り禁止)

 

硫黄の吹き出す川原下の画像
駐車場から降りると硫黄の匂いを強く感じる

 

荒涼とした川原毛地獄
荒涼とした景色が広がる

 

川原毛地獄入口
散策路越しに蒸気やガスが噴き出す。大地の息吹を感じることができる。

 

噴気孔には黄色い硫黄の結晶
噴気孔には黄色い硫黄の結晶が見られる

 

 
物件名 川原毛地獄
読み仮名 かわらげじごく
電話番号 0183-55-8180(湯沢市観光・ジオパーク推進課)
住所 湯沢市高松
交通 JR湯沢駅から車で50分
料金 無料
定休日 11月上旬から5月上旬までは冬季閉鎖
駐車場 20台

 

川原毛地獄マップ

 

 

滝つぼで天然温泉に浸かる「川原毛大湯滝」

川原毛大湯滝は、滝そのものが温泉になっている全国でも珍しい滝。上流で湧き出る温泉が沢水と合流し、約20mの高さからダイナミックに流れ落ちます。滝つぼが天然の露天風呂となっており、心地良い開放感の中で入浴できます。入浴に適しているのは7月上旬から9月中旬まで。シーズン中は簡易脱衣所が設置されますので、水着を着用して入浴しましょう。

 

大湯滝近くの駐車場には、亡くなった鉱山労働者を弔うために建立された川原毛地蔵
大湯滝近くの駐車場には、亡くなった鉱山労働者を弔うために建立された川原毛地蔵菩薩がたたずむ

 

川から湯けむりが立ち上る
大湯滝へ向かう道中では、川から湯けむりが立ち上る

 

簡易脱衣所があるので安心して着替えられる
入浴の際は必ず水着着用のこと。簡易脱衣所があるので安心して着替えられる

 

滝の上部から温泉が豪快に流れ落ちる画像
上流から温泉が流れ落ちる

 

 
物件名 川原毛大湯滝
読み仮名 かわらげおおゆたき
電話番号 0183-55-8180(湯沢市観光・ジオパーク推進課)
住所 湯沢市高松大檜内山
交通 JR湯沢駅から車で45分(冬季は積雪により通行止め)
料金 入浴無料(7月上旬から9月中旬まで入浴適期)
駐車場 50台

 

川原毛大湯滝マップ

「小安峡大噴湯」で地熱の力を体感

皆瀬川の急流が長年にわたり、川底を削ることでできた小安峡谷。高さ60mにもおよぶ断崖の割れ目から、「シューッ、シューッ」という音とともに熱湯と蒸気が激しく噴出しています。これは雪解け水や雨水などをもとにできた地下水が、地熱により熱せられ、地表から吹き出したもの。目には見えない地下の熱を体感できます。

 

湯けむりが立ち上るV字状の峡谷
いたるところから湯けむりが立ち上るV字状の峡谷

 

四季折々に移ろう景色を楽しめる
新緑や紅葉など四季折々に移ろう景色を楽しめる

 

熱湯が吹き出している岩の割れ目
熱湯が吹き出している岩の割れ目には温泉藻が見られる

 

遊歩道沿いからみられる銚子の滝など
遊歩道沿いからは銚子の滝などを見ることができる

 

 
物件名 小安峡大噴湯
読み仮名 おやすきょうだいふんとう
電話番号 0183-47-5080(小安峡温泉総合案内施設)
住所 湯沢市皆瀬字新処
交通 JR湯沢駅から羽後交通バス湯沢・小安線で52分、河原湯下車、徒歩2分
料金 無料
定休日 散策路は11月中旬から4月中旬までは冬季閉鎖
駐車場 観光物産館駐車場利用60台

 

山葵沢地熱発電所

地熱発電所
自然環境にも配慮した新しい地熱発電所

 

令和元(2019)年5月に運転を開始した山葵沢地熱発電所は、出力46,199キロワットと国内4番目の規模を誇り、国内で1万キロワット以上の大規模地熱発電所の稼働は23年ぶりとなります。発電所周辺に生息する希少動植物や昆虫類等の環境への配慮や、温室効果ガスの削減、地熱発電電力増加などの取り組みが高く評価され、「令和2年度 新エネ大賞」にて、「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。

 

 
物件名 山葵沢地熱発電所
読み仮名 わさびざわちねつはつでんしょ
電話番号 0183-55-2555(湯沢地熱株式会社 総務部)
所在地 湯沢市高松字高松沢及び秋ノ宮字役内山国有林内
交通 JR湯沢駅から車で約40分
料金 見学無料(詳細は会社ホームページ参照、見学の受付は現在中止)

 

上の岱地熱発電所

山小屋風の外観
周辺の自然に溶け込む山小屋風の外観

 

平成6(1994)年3月に運転を開始した上の岱地熱発電所は、出力28,800キロワットで、全国で12番目、東北では5番目に完成しました。周囲の豊かな自然と調和するような、山小屋風の外観が特徴です。高松岳の地下に高温岩体があり、そこで熱せられた地下水から蒸気を取り出して発電を行なっています。併設しているログハウスのPR館では地熱発電の仕組みなどを学ぶことができます。

 

 
物件名 上の岱地熱発電所
読み仮名 うえのたいちねつはつでんしょ
電話番号 018-848-5312(東北電力株式会社秋田支店企画管理部門総務広報グループ)
所在地 湯沢市高松大日台106-1
交通 JR湯沢駅から車で約60分、湯沢横手道路須川ICより車で約50分
料金 見学無料(要事前予約、ただし当面は受付中止)

 

関連ファイル

川原毛地獄・川原毛大湯滝パンフレット [PDFファイル/6.25MB]

 

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