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全国的に知名度の高い稲庭うどん

印刷用ページを表示する 更新日:2021年3月30日更新
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稲庭うどんの写真

 

湯沢市稲庭地区で江戸時代から作られていた稲庭うどんは、日本三大うどんの一つと称されています。佐藤養助 総本店では昔から伝わる稲庭うどん作りを体験できます。

 

一子相伝の技を見て、体験してみよう

稲庭うどん作り体験の写真1

 

江戸時代の初期に、地元産の小麦粉を使って作られたのが「稲庭うどん」の始まりとされています。佐藤養助家によって、そのおいしさが広まり、秋田藩の御用にもなりました。

万延元年(1860)、稲庭干温飩の宗家・佐藤(稲庭)吉左エ門家より門外不出の技を受け継ぎ、160有余年。一子相伝の製法を変えることなく、今もなお職人の手作業で行われています。佐藤養助 総本店では、稲庭うどんの手作り体験を行なっており、「手綯い・つぶし・延ばし」3つの工程を体験できます。

 

「手綯い」の作業工程の写真
「手綯い」では2本の棒に均一の太さになるようにうどんを8の字を描くようにあやがけする

 

「つぶし」の作業工程の写真
「つぶし」では熟成したうどんをローラーでつぶしていく

 

つぶし後のうどんを持つ女性の写真
ローラーでつぶし延ばした後は、いよいよ最後の工程へ

 

「延ばし」の作業工程の写真
最後にうどんを桁(けた)にかけて手でさすりながら延ばす。「延ばし」の工程が終わったら、体験はここで終了! できあがったうどんは後日発送(送料別途)してもらえる。

 

 

伝統の製法を間近で見られる、工場見学コース

工場見学コースのイメージ写真

 

佐藤養助総本店では工場見学コースもあり、ガラス越しに稲庭うどんの製造工程を見ることができます。工場では職人さんが見事な手さばきで「手綯い」や「延ばし」を行い、そのスピードにも驚かされます。見学コース沿いには創業当時の大福帳や、明治時代の書簡、古い道具など、稲庭うどんの歴史を物語る貴重な資料を展示していますので、製造工程とともに見学していきましょう。

 

乾燥させたうどんを一本一本目と手で確認し、選別する写真
乾燥させたうどんを一本一本目と手で確認し、選別する

 

 

食事処で味わえる稲庭うどんの写真
食事処で味わえる稲庭うどん。のどごしなめらかで上品な味わい

 

 
物件名 佐藤養助 総本店
読み仮名 さとうようすけ そうほんてん
電話番号 0183-43-2911
住所 湯沢市稲庭町字稲庭80
交通 JR湯沢駅から羽後交通バス小安温泉行きなどで25分、稲庭中町下車、徒歩1分
料金 製造体験コースは1人大人1800円、こども(小学生以下)1000円(所要約60分)、工場見学は無料
受付時間 11時から13時(体験は前日までの要予約)
定休日 年末年始
駐車場 60台

 

 

ほかにもある、稲庭うどんの工場見学 

寛文五年堂は350年受け継がれてきた製法で稲庭うどんを作り続ける名店。「稲庭うどん伝承ノ郷」ではうどん工房見学コースがあります。ガラスの向こうでは生地を練る作業から、うどんの裁断にいたるまで、ほとんどの工程を手作業で行っています。レストランや売店も併設しているので、見学後には寛文五年堂の伝統の味を楽しみましょう。

 

 
物件名 寛文五年堂
読み仮名 かんぶんごねんどう
電話番号 0120-1728-19
住所 湯沢市稲庭町字三嶋34
交通 JR湯沢駅から羽後交通バス小安温泉行きなどで25分、稲庭中町下車、徒歩5分
料金 無料(見学は事前に要予約)
営業時間 8時から17時
定休日 日曜、祝日、年末年始
駐車場 20台