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画像を多く利用すればその分容量も大きくなり、表示されるまでの時間も長くなります。また、視覚障がい者の方が音声ブラウザを使用してホームページを利用した場合、画像にコメントがないと、そこに何の画像が載っているのか知ることができません。
このように、回線速度の遅い環境や視覚障がい者の方を考慮し、画像に関しては以下のことを実施します。
ホームページを利用するとき、通信回線やパソコンの種類によっては、画像のサイズが大きいと、表示に時間がかかったり、表示されなかったりします。ホームページに画像を載せるときは、できるだけサイズ(容量)を小さくします。(1ページあたり画像も含め100KB以内を目安とします)
目の不自由な方の中には、音声ブラウザ(*2)を利用している人もいます。代替文字を設定することにより音声ブラウザが読み上げるので、画像の内容を把握することができます。
特に、リンク画像に代替文字がない場合、音声ブラウザではリンク先のアドレス等を読み上げてしまうため、リンク先のサイトのタイトルが分からず非常に使いにくいものになります。
容量が大きな画像や不要な画像は使用しないようにし、できるだけ軽いページを作成するようにします
画像が多いと音声ブラウザを使用している利用者が閲覧しにくくなり、また情報提供をpdf等に頼るとサイト内の文字検索機能が有効に活用できないため、文章中心のページ作りを心掛けます。
音声ブラウザを使用している方々にとっては、リンクをたどるのが困難になるため、観光ページ等の視覚的要素を重視したページ以外は使用しません。
また、イメージマップを使用する場合は、通常の文字のリンクを同時に提供するか、または画像内の各リンク元の領域に説明(代替テキスト)を付けておく必要があります。
文字の見栄えを調整する目的でテキストを画像化すると、ブラウザの設定等によって文字サイズを変更している場合、あるいは、色の組み合わせを変更して閲覧している場合にユーザーの設定が反映されない問題が発生します。
また、画像化された文字は、ブラウザ上でテキストを選択してコピーできなくなりますので、できる限り通常のテキストを用います。