本文
文字は機種により様々であるため、作成者が意図したものと異なって表示されてしまうことがあります。また、利用者が文字の大きさ等を設定することでより利用しやすくなる場合もあります。さらに、音声ブラウザを使用した場合、空白の使い方によっては作成者が意図したものと異なる読み方がされてしまうことがあります。
全ての利用者に同じ情報が伝わるよう、以下のことを提示します。
文字のサイズが絶対値指定により固定されてしまうと、利用者が自由に文字の大きさを変更できなくなってしまうことから、サイズの固定は避けます。
また、フォントを指定しても利用者の環境で再現されないケースがほとんどであり、その分読み込みサイズが大きくなってしまうため、フォントの指定は行わないこととします。
見出し用のタグや強調を使用し、見出しと本文の区別がつきやすくします。
ファイル名やフォルダ名に日本語や全角文字を使うと、インターネット上では認識されない場合があり、ページが表示できない事がありますので、ファイル名、フォルダ名には半角小文字の英数記号を使用します。
同じ種類のファイルでも".htm"と".html"や".jpg"と".jpeg"のように数種類の拡張子を持つファイルがありますが、これらを混在させてしまうとアドレスを直接入力する際に違う方の拡張子を付けてページにアクセスできなかったり、作成者もリンクミスをすることがあるため、HTMLファイルは".html"にJPEGファイルは".jpg"に拡張子を統一します。
大文字と小文字の違いでも同じ弊害がおこるため、拡張子は小文字に統一します。
異なる環境で見た場合、文字化けをしたり、表示されない場合があるため原則使用しません。
また、半角カタカナについては、様々議論がありますが、湯沢市ホームページでは原則的に使用しないこととします。
単語の間にスペースを入れたり改行をすると、音声ブラウザを使用した場合、下記の例のようにそれぞれの文字ごとに読んでしまい、意味がわかりにくくなります。
例:(_はスペース)
(文字) (読み方)
場_所 → ば ところ
期_間 → き あいだ
画面の大きさやブラウザで設定している文字の大きさによりスペース幅が変わるため、スペースを用いたレイアウトをすると、作成者の思い通りに表示されない場合があります。そのため、中央や右によせたい場合は、中央揃え、右揃えで指定します。
利用者が迷わず目的のページへ行けるように、どのような内容のページにリンクしているかがわかる単語(文章)を使います。
悪い例:ここをクリック 良い例:トップページへはこちらから
点滅やスクロール文字列、アニメーションを使うと、読みにくい上にブラウザによっては意味をなさない場合があるので、使用しないようにします。
記号ばかり使うと、本文が読みにくくなるため、記号は無意味に使いません。
箇条書き等で項目の頭に"・"を付けたい場合は記号の"・"を使わず箇条書き機能を用います。
音声ブラウザ(読み上げソフト)では、英字の単位について対応できていないため、日本語での読み方で表記、または併記します。
例)
m は、「エム」 と読まれるので、 「メートル」と書く。
数が多い場合は、先に「単位はkg(キログラム)」などの説明をつけて省略することもあります。
項目や文章を画像で表示すると、音声ブラウザでは文字を読み取れないため、テキストを用いるようにします。
画像を使用する場合は必ず代替文字を指定します。
人名は様々な読み方があり、また音声ブラウザでも正確に表現できない事が多いため、できるだけよみがなを併記します。