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4回目は、京野 健幸さんからバトンを受けた、社会福祉法人いなかわ福祉会 理事長 佐藤 正明(さとう まさあき)さんです。
事業内容 : 介護保険事業、障がい福祉事業、保育事業
設立 : 平成16年(2004年)
職員数 : 225名
福祉会理念 : 共感・尊重・信頼・共生・安心
一、住民のために
二、地域のために
三、自分の夢のために
業務内容や休暇等について男女共に働きやすい職場環境になるよう配慮し、職員の育児休業取得促進、親の働く姿を見せられる「こども参観日」など、子育てしやすい職場環境を推進しています。育児休業取得率、復帰率共に100%です。
以上の取り組みにて、平成25年6月次世代育成対策支援法に基づく認定企業として「くるみん」を取得しました。
普段の顔は「稲庭うどん 佐藤養助商店」の社長さんです。
どんなことにも全力投球のボスで、誰かのために何かすることが趣味のようなボスです。
趣味や特技は多彩で、ゴルフはプロ並みの腕前。
これからの「いなかわ福祉会」はどうあるべきか、いつもアンテナを張り巡らし、地域のため、職員のために力を尽くし、アドバイスをくれる信頼すべき、うちのボス。
働いていて楽しく、やりがいのある職場づくりに力を注いでくれる、うちのボス。
そんなボスは、職員みんなが自慢できるボスなんです!
「ものづくり」の地場産業経営者と福祉会理事長という、違う分野での二足のワラジのリーダー活動で多忙な日々ですが、目線が変わって柔軟な考え方で感性を磨くことが出来、イキイキと仕事をしています。
効率的に時間を活用し、早朝から昼までがんばり、夕方からは自分の時間を持つようにしています。そして、仕事上得た情報やストレスは職場で解消し、リセットして帰ります。
仕事をしっかりやるためには、自分自身も健康でなければいけないので、週3~4回は夕方からジム通いで1時間の有酸素運動を行います。
家族は、妻と、大学3年生と中学3年生の男の子2人。
地域のリーダー的存在として、地域貢献の仕方はいろいろあると思います。
地域密着目線で福祉のリーダーシップをとることや、地元雇用で社会貢献の出来る人材育成にも力を入れています。そういう姿を子ども達に見せて、活動を継承してもらいたいと願っています。
リーダーとしてのポリシーは、自分に厳しく、とことんやる!
出来ない理由を並べず、やる方向で考えていき、達成する。そういう行動を可視化します。
キーワードは「近江商人」の格言【三方よし~売り手よし、買い手よし、世間よし】。福祉会に置き換えて【福祉会よし、利用者よし、社会よし】を軸にしてバランス感覚を磨いています。
私利私欲ではなく、5~10年の未来を見据えた考え方をしないと、時代を乗り越えていくことは出来ないと思うのです。
福祉分野はコミュニケーションが大事。楽しく笑顔で仕事が出来る職場をつくることで「ほうれんそう」が徹底します。そのために、ボスが出来ることは何かを考えて行動しています。
それぞれが自覚と責任を持って行動し、自分の責任を果たすことで、リーダーは評価をします。お互い様です。
選ばれる、魅力のあるリーダー、そこで働きたい!という企業づくりをして、それを伝えていきたいと思っています。
子ども達には、地元に生まれて、地元に生きて、地元の郷土を愛してほしいと思います。大人達は、子ども達のために何が出来るのか考えます。
職員にも、子どもの行事には率先して参加してほしいと言っています。
地域密着目線で、自分の子どもを親は応援、社会が地域の子どもを支援。
何でも親が!親が!ではなくて、地域社会でまるごと応援する体制をつくると、子ども達もいろんな活動に参加しやすくなります。
私自身、子ども達に夢を持たせるための地域の環境づくりの一助として、小中高校のPTA会長やスポ少の団長、野球の稲川ジュニアチームなど、子ども達を全面的に支援・応援し、遠征などの際のマイクロバスの提供などを行っています。
子ども達の支援を行うことで、いずれ大きくなったら地元に帰ってきて地元に貢献してくれることを期待します。未来は、その子たちに支えてもらうことになります。地域の支援の循環が生まれていきます。
湯沢イクボスリレー第5回目は、株式会社北都銀行稲川支店 支店長 小山 満さんにバトンをつなぎます。
ご期待ください!