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6回目は、小山 満さんからバトンを受けた、社会福祉法人 みなせ福祉会 理事長 兼子 賢一(かねこ けんいち)さんです。
設立:平成16年(2004年)
従業員数:119名
基本理念:「輝く」=輝きのある楽園を目指して
私たちは、誰もが住み慣れた地域で安心して生活し、末永くそして幸せに暮らし続けられるよう、その実現に向かって支え、共に歩み、地域に求められ信頼される法人を目指します。
そして「みんなの笑顔」が絶えぬよう、夢を持ち続け、力を尽くします。
イクボス宣言を手に、職員と写る兼子さん(中央)
健康管理の秘訣は、孫の顔を見て、晩酌して、家族団らんのひとときを過ごして、ストレスを解消することです。
自分が育てた野菜等を、子どもたちと一緒に収穫して食べる、豊かな生活を満喫しています。
今から30年以上前の若かりし頃にオーシャンクロス株式会社(縫製業)を立ち上げ、現役でバリバリと仕事をしながら、平成16年に皆瀬地域の福祉のためにと大きな心と意思を持って、みなせ福祉会の立ち上げに乗り出しました。
高齢者福祉事業に加え、昨年には保育事業を湯沢市から引き継ぎ、「地域の宝」である子どもたちの成長を支援しながら、地域の活性化を目指しています。保育事業は子どもたちへの投資であり、お金には変えられないと考えます。
地域福祉の拠点として法人を開設し、理事長として14年目を迎えましたが、更なるステップアップを考えています。
地域でやるべきことは地域でやっていこう、地域でやるのが一番いいという思いで、現状に満足せず、地域に必要とされるサービスや地域全体の在り方などについて、常に新しい情報を収集し、利用者のため、職員のため、地域のためを考えて行動しています。
イクボス行動宣言をしたことで、改めてワーク・ライフ・バランスについて考えるきっかけとなりました。若者の定着化、将来を担う人材育成に力を入れ、夢や希望に満ちた豊かさを実現し、安心していきいきと働き、一人ひとりが「輝き」を持てる職場を目指して、法人として微力ながらバックアップしていきます。
身体的にも精神的にも健康であることが一番ですので、検診やストレスチェックなどで健康状態を把握し、早めの通院等をすすめています。職員が輝いてこそ、利用者も地域も、もっともっと輝くものと考えています。
恒例の夏祭りの花火
「お互いさま」の気持ちで、地域活動や子どもの行事、余暇活動などに休みを利用しながら、仕事も頑張る職員が「人財」です。
特に、女性が働きやすい環境づくりや休みをとりやすい雰囲気づくりが大事です。
若い人には、いろいろチャレンジしてほしいです。日々に追われると固まってしまいます。何にでも一生懸命取り組むことで、出逢いが出来、交流が生きてきて、人間性が高まります。それは財産です。
人と接した分だけ人は伸びる。ひとまわりも、ふたまわりも成長してほしいです。
地域の事業所としても、一人ひとりを大切にし、育てていきます。
湯沢イクボスリレー第7回目は、北日本索道株式会社 代表取締役 兼子 富市さんにバトンをつなぎます。
ご期待ください!
皆瀬地域では、俳優ばりの二枚目として若いときから有名です。
お酒はめっぽうお好きなようです。一緒にいると、ほとんどの人と顔見知りというあっぱれな状態です。
どんな事にも、やる気に満ちた眼力と行動力で取り組んでおり、尊敬しています。
ワーク・ライフ・バランスについては、家の仕事(田畑)はもちろん、消防活動では湯沢市の副団長、ゆざわ小町商工会副会長、自治組織活動などの地域貢献に精を出しているかと思えば、奥様や仲間との旅行、ゴルフなどの余暇も充実させ、山菜採りなどもお手のもので、生活を楽しんでいます。
子育てを終え、今はかわいい孫たちにメロメロで、とても良いおじいちゃんだろうと羨ましく思うとともに、家族を大切にしていることが良くわかります。 まだまだ若い理事長ですが、上手に年齢を重ねながら公私ともに豊かな生活を送っており、職員のお手本そのものです。