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国の研究事業による調査では、2024年には65歳以上の約3人に1人が認知症または軽度認知障害(認知症の前段階)になる推計です。また、65歳未満で発症する認知症は「若年性認知症」とよばれており、発症年齢は平均54歳で女性よりも男性が多い傾向があります。
認知症は誰にでも起こりうることです。市では、認知症の方が地域で自分らしく暮らせることを目指しています。
認知症とは、脳の病気や障害によって記憶力や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態のことです。
これまでできていたことが苦手になることもありますが、できることや得意なこと、これまで大切にしていたこと全てが失われるわけではありません。周囲の人の理解や工夫、環境を整えることで、認知症になってからもできることはたくさんあります。
認知症の症状は2種類あり、その現れ方は、人によって異なります。
脳の細胞が壊れることによって起こります。記憶障害、見当識障害(季節や時間、場所などがわからなくなる)、理解判断力の低下、実行機能の低下などがあります。
本人の性格や環境などの要因が重なり合って起こります。不安な気持ちが強くなる、うつ、幻覚や妄想、道を歩き回り自宅に帰れなくなる、などがあります。環境や周囲の接し方を変えたりお薬を使ったりすることで落ち着くことがあります。
軽度認知障害(MCI)とは、認知症の一歩手前の状態です。放っておくと認知症に進行しますが、早期に適切な対応をすることで進行を遅らせたり症状を改善させたりできる場合があります。
「同じことを何度も聞く」「約束を忘れることが増えた」「会話中に言葉がでてこないことが増えた」「自分自身で物忘れが増えたと感じている」などの場合は、「年齢のせい」と決めつけず、かかりつけ医や地域包括支援センター等に相談することをおすすめします。
認知症になっても、自分らしく暮らしていくためには、「これからも続けたいこと」「大切にしたいこと」「周りの人に伝えておきたいこと」を元気なうちから考えておくことが大切です。
市では、自分のこれからの暮らしや希望について考え、大切な人に伝えるための「未来ノート」を準備しています。ぜひご活用ください。
「未来ノート」については、こちらをご覧ください。
「最近、物忘れが増えてきて心配」「家族が認知症かもしれない、どうしたらいいか誰にも相談できずに悩んでいる・・。」「認知症の診断は受けたけどこんなことをしてみたい」「同じ立場の人とつながりたい」という方、まずは、次の相談窓口にお気軽にご相談ください。
医師・保健師・介護福祉士等で構成している「認知症初期集中支援チーム」が一定期間、集中的に支援します。
39歳で若年性認知症と診断された本人とその家族の9年間の軌跡を実話をもとに描かれた心温まる作品です。毎月1回無料上映会を開催しています。
認知症の方やその家族が日頃の思いを語り合い、情報交換や仲間づくりができる場です。
認知症に関する正しい知識や認知症の人への接し方等を学ぶことができます。
画面に表示された質問に答えることで自分の認知機能のチェックができます。検査時間はおおむね5分程度です。
道に迷う可能性のある方の行方不明や不慮の事故等に備えるための仕組みです。
毎年9月は、世界アルツハイマー月間です。認知症に関する展示等を行っています。