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世界糖尿病デーは、糖尿病の予防や治療の重要性について世界中で認識を高めるために国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)によって1991年に制定されました。2006年には国連の公式な記念日として認定され、世界糖尿病デー(11月14日)を含む1週間を全国糖尿病週間として糖尿病に関する様々な啓発を各地で行っています。

血液中のブドウ糖の濃度「血糖値」が高くなりすぎる病気です。血糖を一定にする働きのある「インスリン」というホルモンの分泌不足や働きが鈍くなることで血液中を流れるブドウ糖が増加します。多すぎるブドウ糖は血管を傷つけたり、詰まらせたりすることで全身の臓器に様々な障害が起こり、合併症を引き起こします。

血液検査で血糖値とHbA1c値を診断することでわかります。
市の健康診査では血糖値とHbA1cが下記の数値以上だった場合、「要受診」と判定されます。「要受診」となったら自覚症状がなくても早くに医療機関を受診しましょう。
※両方またはどちらか一方が該当する場合
初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると以下の症状が現れる場合があります。すでに症状が現れている場合は早くに受診しましょう。

血糖値を下げるインスリンというホルモンが不足している、または効き目が悪いためです。
糖尿病は遺伝的な影響もありますが、95%は食べ過ぎ、運動不足、肥満などの生活習慣に関する影響がある2型糖尿病によるものです。食事や運動を見直すことは血糖値の改善に効果があります。
糖尿病の発症と進行を予防するには毎日の生活習慣の改善が重要です。血糖値を望ましい状態にコントロールしていくために食事内容や運動習慣を見直しましょう。


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