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間伐などで発生した枝葉は、利用価値がなくこれまで山林にそのまま廃棄され、専門家からは豪雨災害等の一因であるとも言われてきました。このたび、湯沢市内で伐採したスギ(市有林・民有林)から採取した葉っぱを原料とする除菌・消臭・抗菌剤を導入しました。森林環境譲与税を活用したもので脱炭素推進・SDGsにも繋がります。
アルコールは防腐剤代わりの小量で、目や口に入っても大丈夫との試験結果が出ています。
今年度は900本作製し、市内の小中学校・幼稚園・保育園・児童クラブ・道の駅等)に配布しました。
市民の目に触れる場所でも活用していただくことで、森林環境や木育啓発の推進に繋がるとともに、湯沢市産材の普及促進の効果が期待できます。