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湯沢市中心市街地の南に位置する地区公園で、標高170メートルほどの丘陵地に松と桜を配し、愛宕神社敷地に隣接した園地は広く、多くの人たちに親しまれています。
公園に立ち並ぶ桜にちなみ春に催される湯沢市さくらまつりは、美しい桜の花で彩られます。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、例年実施しているイベントを中止したため、公園を訪れる人の数は極端に少ないですが、公園の桜たちは、今年もきれいな花を咲かせてくれています。
催し物などで都市公園を使用する場合には、5日前までに都市公園使用許可申請の手続きをお願いします。
※都市公園に施設や工作物を設置する場合は改めて手続きが必要です。
詳細については、下記関連リンク都市公園の利用についてをご覧ください。
江戸幕府時代に佐々木守翁が、愛宕神社周囲に桜を植え花の名所としようとしました。
明治時代にはいり、佐々木守翁の意志を継いだ奥山六右衛門が、松と桜、萩、ツツジを植栽し、松沢の湧水で滝や噴水池を作り、愛宕山を名園と賞賛されるまでにしました。
昭和35年、都市計画公園「愛宕公園」となり、昭和45年都市公園条例に基づき、愛宕公園愛護会により神社以外の施設が市に移管されます。
平成4年、都市計画事業の認可を受け、国の補助により公園区域を拡張、神社裏手の田畑や山林を取得し、広場や園路のほか駐車場やトイレを設置し、平成11年に事業完了しました。
その後、町内の有志が睡蓮や草花を植え、愛宕公園愛護会の尽力により、憩いの場づくりがなされています。