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ゆざわジオパークは、2012年9月に日本ジオパークネットワークへの加盟が認定されました。また、認定の前年の2011年7月に「美の郷ゆざわジオパーク構想」を策定し、この構想に基づいた活動を展開しています。
この「美の郷ゆざわジオパーク構想」は、将来にわたりジオパーク活動をする覚悟を広く地域の内外に示すとともに、ゆざわジオパークがどのような方向に進んでいくのかを示した道しるべとして、これまでのゆざわジオパークにおける各種活動の基本方針としてきました。
しかし、構想策定から4年以上が経過し、その間の活動内容を検証した結果、構想と実施計画の方向性にずれが見られるようになった。また、日本ジオパークネットワークの会員も25カ所(2012年)から39カ所(2015年)に急増し、国内のジオパーク活動が全国に広がっています 。さらに、世界ジオパークがユネスコ(UNESCO、国際連合教育科学文化機関)の公式プログラムとなるなど、世界的にジオパークを取り巻く環境が変わってきています。これらの変化によって、今後の活動において、現在の「美の郷ゆざわジオパーク構想」を基本方針としていくことが難しい状況であります。
ゆざわジオパークの活動実績を踏まえ、今後の活動における礎となる新たな構想を2016年4月に「第2次ゆざわジオパーク構想」として策定しました。