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米の消費が長期にわたって減少する中、民間在庫量の高止まりや新型コロナウイルス感染症拡大の影響による業務用米の需要減などにより、令和3年産米のJAの概算金については、前年と比較して大幅に下落しており、市内の稲作農家への影響は甚大になっていることから、産業建設常任委員会が所管事務調査を実施しました。
この厳しい状況では、営農継続意欲の減退や担い手の減少にとどまらず、農業が基幹産業である本市においては、米価下落がもたらす影響がコロナ禍で疲弊している地域経済をさらに停滞させる恐れもあることから、所管事務調査の内容を踏まえて地域農業の安定的な経営に向け、次の3項目について、1月5日に市長へ要望書を提出しました。