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小安峡大噴湯
小安峡大噴湯(おやすきょうだいふんとう)について
皆瀬川の急流が長年にわたり両岸を深く浸食してできたV字谷「小安峡」。春は新緑、秋は紅葉。そして冬は峡谷に下がる大きなつらら「しがっこ」を楽しむことができます。
岩づたいに階段を約60m程降りると、その先には遊歩道が続いています。大地の息吹を感じさせるように熱湯と蒸気が激しく噴出しているここが、小安峡一の名所、「大噴湯」です。蒸気や熱水がたまっている地熱貯留層の亀裂が露出しているという世界でも珍しい地形です。河原湯橋の上からも蒸気の噴出を眺めることができます。
江戸時代の紀行家、菅江真澄もこの地を訪れ、「雷神のひびきのようなすごい音がして水がはじけるように湯が噴き出していた」と高松日記に記しています。
大噴湯遊歩道について
あぐり館前駐車場または兼子商店横から大噴湯まで下りていくことができ、距離はおよそ500m、所要時間約30分です。
なお、大雨による急な川の増水などにより遊歩道が通行止めとなる場合があります。その際は当ページでもお知らせいたしますが、直近の状況をお知りになりたい場合は、小安峡温泉総合案内拠点施設(0183-47-5080)へお問い合わせください。遊歩道通行止めの際は、河原湯橋の上からも蒸気の噴出を眺めることができます。こちらも絶好の写真撮影スポットとなっていますので、ぜひご利用ください。
アクセス
(自家用車)湯沢・横手道路「湯沢IC」から398号線を約50分
(バス)JR湯沢駅前から羽後交通「湯沢・小安線」のバスに乗り、「小安温泉」で下車(約55分)
駐車場
- 北側入口駐車場(観光物産館・あぐり館駐車場)約60台
- 南側入口駐車場約10台
周辺の観光情報
温泉郷マップ等は、下記ページからご覧ください。
お問い合わせ先
小安峡温泉総合案内拠点施設(湯沢市観光物産協会皆瀬事務所)
電話:0183-47-5080
パンフレット
小安峡大噴湯〈アキタイーブックス〉<外部リンク>