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アルコールによる健康への影響

印刷用ページを表示する 更新日:2024年5月15日更新
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湯沢市では飲酒習慣(※1)がある方は約2割おり、そのうちの男性約4割、女性約5割が生活習慣病のリスクを高める飲酒をしています

 健康日本21計画(国の健康づくり指針)では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量は、純アルコール1日あたり40グラム以上、女性は20グラム以上とされています。

 令和5年に湯沢市に住む20代から80代を対象に行った調査では、飲酒習慣がある方(※1)は21.3%であり、そのうちの男性の38.4%、女性の45.7%が生活習慣病のリスクを高める飲酒をしていました。 

 (※1)飲酒習慣…ここでは「週4回以上飲酒し、飲酒日1日あたり1合以上飲酒する者」としています。

 お酒に含まれる純アルコール量は摂取量×アルコール濃度×0.8で計算することができます

お酒を飲むときには、お酒の量だけでなく、お酒に含まれる純アルコール量に着目することが重要です。

 

飲酒による健康リスク

  • 飲酒は少量であっても、高血圧や男性の食道がん、女性の脳内出血やクモ膜下出血の発症リスクをあげます。
  • 1日あたり純アルコール量20g程度(週150g)以上の量の飲酒を続けると大腸がん発症の可能性があがります。
  • 高齢者は若い時と比べて、体内の水分量の減少で同じ量のアルコールでも酔いやすくなり、飲酒量が一定量を超えると認知症発症や転倒、骨折の危険性が高まります。
  • 飲酒により顔が赤くなるなどアルコール分解酵素の働きが弱い人は、長年の飲酒で不快にならずに飲酒できるようになった場合でも、口の中のがんや食道がん等のリスクが非常に高くなります。
  • 不安や不眠を解消するための飲酒を続けることは、アルコール依存症になる可能性を高めたり、飲酒により眠りが浅くなり睡眠リズムを乱す等の支障をきたすことがあります。

飲酒による健康障害を防ぐために

  • 過度な飲酒を避けるため、あらかじめ量を決めて飲酒をしましょう。
  • 血中のアルコール濃度をあがりにくくするため飲酒前または飲酒中に食事をとりましょう。
  • アルコールをゆっくり分解・吸収できるように飲酒の合間に水を飲みましょう。
  • アルコール依存症の発症を防ぐことや、1週間の純アルコール摂取量を減らすために、1週間のうち飲酒しない日を設けましょう。

健康に配慮した飲酒に関するガイドライン

アルコールによる健康障害の発生を防止するため、国民一人ひとりがアルコールに関連する問題への関心と理解を深め、自ら健康障害の予防に必要な注意を払って不適切な飲酒を減らすために活用されることを目的としています。このガイドラインは厚生労働省で作成しています。

お酒をやめたくても、やめられない場合

“一度飲み始めると自分の意思ではやめられない”、“毎回やめようと思っているのに気が付けば飲み続けてしまう”それは「依存症」かもしれません。
アルコール依存症は回復可能な病気です。回復に向けては医療機関での治療と断酒、自助グループへの参加が基本となります。アルコール依存症に関する情報については、以下をご覧ください。

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