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毎月19日は食育の日です!
食は生きる源であり、おいしい食事は日々の楽しみや気分転換になります。
食から健康的な生活をサポートするために管理栄養士が食に関する様々な情報と簡単なレシピを紹介します!
これまでのおすすめレシピは本ページ下記のPDFファイルをご覧ください。
暑い夏、熱中症や夏バテが増加しています。特に近年の暑さは厳しく、適切な対策を取らないと誰でも健康被害が深刻化する恐れがあります。
こんな症状に注意!
安全で元気に夏を過ごすためには十分な休養と食事が欠かせません。まずは食事のポイントを抑えてしっかり対策をしていきましょう!
1.たんぱく質を毎食しっかりとる
体中の筋肉のもとになり、疲れた筋肉を回復させる栄養素です。たんぱく質が豊富な食品を毎食1つでもとりいれるようにしましょう。
たんぱく質が豊富な食品:魚、肉、卵、大豆製品 など
2.夏野菜でビタミン、ミネラルを補給
野菜は水分やカリウムが多く、特に緑黄色野菜はビタミンも豊富で体の調子を整える役割があります。特に旬の野菜は栄養価が高く、安価で食事にとりいれやすい特徴があります。
夏が旬の野菜:トマト、オクラ、なす、きゅうり、パプリカ、大葉、かぼちゃ、生姜 など
3.ビタミンB1が豊富な食品を取り入れて疲労回復
エネルギー代謝や疲労回復に不可欠な栄養素です。
ビタミンB1が豊富な食品:豚肉、レバー、うなぎ、大豆製品、玄米、ごま、ピーナッツ など
ビタミンB1は玉ねぎやニラ、ねぎ、にんにくなどと一緒にとると吸収が良くなります。
4.酸味、薬味、香辛料で風味アップ&食欲増進
香りや風味を良くし、五感に働きかけて食欲を増進させてくれます。また、風味は活用すると醤油や塩の使用量が抑えられ、減塩にもつながります。
さらに、酸味を含む酢や梅干しは疲労回復を促すクエン酸が豊富に含まれています。
5.こまめな水分補給
「のどが渇いた」と感じる前に水分補給が必要です。こまめな補給を心がけましょう。
※カフェインを含む飲料(緑茶やコーヒーなど)は利尿作用があるため、飲み過ぎないようにしましょう。
※お酒は体内でアルコールを分解するために水分が使われることにより、かえって脱水を招きやすくなります。
食事は主食・主菜・副菜を基本に、栄養バランスよく食べましょう!
梅しそはんぺんつくね(8個分)
材料 |
分量 |
梅干し |
3個 |
大葉 |
5枚 |
長ねぎ |
2分の1本 |
サラダ油 |
大さじ1 |
鶏ひき肉 |
150g |
はんぺん | 1枚 |
卵 | 1個 |
おろし生姜 | 1g |
こしょう |
少々 |
片栗粉 | 大さじ2 |
栄養価(1人前2個あたり)
エネルギー:159Kcal
タンパク質:11.2g
脂質:9.3g
塩分:1.4g
暑い夏でも食べやすい、さっぱりとしたつくねはいかがですか? 梅干しのクエン酸で疲労回復をサポートし、大葉の爽やかな香りが食欲を刺激します。さらに、ネギやしょうがが消化を助けるため胃にも優しく、はんぺんを使うことでふわっとした食感が楽しめます。 調理も簡単で短時間で仕上がるので、忙しい日にもおすすめです。冷めても美味しいので、お弁当にもぴったりです。梅や大葉の風味があるためそのままでも美味しいですが、お好みで少量のポン酢をつけることもおすすめです。