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管理栄養士発信!おいしく健康づくり

印刷用ページを表示する 更新日:2025年7月5日更新
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 毎月19日は食育の日です!
 食は生きる源であり、おいしい食事は日々の楽しみや気分転換になります。
 食から健康的な生活をサポートするために管理栄養士が食に関する様々な情報と簡単なレシピを紹介します!
  これまでのおすすめレシピは本ページ下記のPDFファイルをご覧ください。

熱中症・夏バテを予防しましょう

 暑い夏、熱中症や夏バテが増加しています。特に近年の暑さは厳しく、適切な対策を取らないと誰でも健康被害が深刻化する恐れがあります。

 こんな症状に注意!

  • 熱中症:頭痛、吐き気、めまい、汗が出ない状態
  • 夏バテ:食欲不振、疲れやすさ、体調不良が続く

 安全で元気に夏を過ごすためには十分な休養と食事が欠かせません。まずは食事のポイントを抑えてしっかり対策をしていきましょう!

夏に負けない食事のポイント

 1.たんぱく質を毎食しっかりとる

 体中の筋肉のもとになり、疲れた筋肉を回復させる栄養素です。たんぱく質が豊富な食品を毎食1つでもとりいれるようにしましょう。

 たんぱく質が豊富な食品:魚、肉、卵、大豆製品 など

 2.夏野菜でビタミン、ミネラルを補給

 野菜は水分やカリウムが多く、特に緑黄色野菜はビタミンも豊富で体の調子を整える役割があります。特に旬の野菜は栄養価が高く、安価で食事にとりいれやすい特徴があります。

 夏が旬の野菜:トマト、オクラ、なす、きゅうり、パプリカ、大葉、かぼちゃ、生姜 など

タンパク質とビタミン・ミネラルが豊富な食品

3.ビタミンB1が豊富な食品を取り入れて疲労回復

 エネルギー代謝や疲労回復に不可欠な栄養素です。

 ビタミンB1が豊富な食品:豚肉、レバー、うなぎ、大豆製品、玄米、ごま、ピーナッツ など

 ビタミンB1は玉ねぎやニラ、ねぎ、にんにくなどと一緒にとると吸収が良くなります。

ビタミンB1が豊富な食品

4.酸味、薬味、香辛料で風味アップ&食欲増進

 香りや風味を良くし、五感に働きかけて食欲を増進させてくれます。また、風味は活用すると醤油や塩の使用量が抑えられ、減塩にもつながります。

 さらに、酸味を含む酢や梅干しは疲労回復を促すクエン酸が豊富に含まれています。

  • 酸味:酢、梅干し、レモン など
  • 薬味:ねぎ、大葉、しょうが、みょうが など
  • 香辛料:こしょう、カレー粉 など

酸味・薬味・香辛料

5.こまめな水分補給

 「のどが渇いた」と感じる前に水分補給が必要です。こまめな補給を心がけましょう。

  • 普段の水分補給は水か麦茶がおすすめ。ジュース類は糖分が多く水分補給には向きません。
  • 外での作業や運動で大量に汗をかく場合はスポーツドリンクや経口補水液でミネラルも補給

 ※カフェインを含む飲料(緑茶やコーヒーなど)は利尿作用があるため、飲み過ぎないようにしましょう。​
 ※お酒は体内でアルコールを分解するために水分が使われることにより、かえって脱水を招きやすくなります。

水分補給の方法

 食事は主食・主菜・副菜を基本に、栄養バランスよく食べましょう!

管理栄養士おすすめレシピ

梅しそはんぺんつくね(8個分) 

梅しそはんぺんつくね

 

材料

分量

梅干し

3個

大葉

5枚

長ねぎ

2分の1本

サラダ油

大さじ1

鶏ひき肉

150g

はんぺん 1枚
1個
おろし生姜 1g
こしょう

少々

片栗粉 大さじ2
  1. 梅干しは種をとってたたく。
  2. 大葉は千切り、長ネギはみじん切りにする。
  3. ボウルに鶏ひき肉、長ねぎ、はんぺん、卵、おろし生姜、こしょう、片栗粉を入れてよく捏ねる。
  4. 3に梅干しと大葉を加えて混ぜ合わせる。
  5. 4を8等分にし、円盤状に成形する。
  6. フライパンに油を熱し、5を入れて蓋をして中火で両面を3分ずつ焼く。
  7. 6の中心まで火が通ったら盛り付けて完成。

栄養価(1人前2個あたり)
エネルギー:159Kcal
タンパク質:11.2g
脂質:9.3g
塩分:1.4g

管理栄養士のコメント

 暑い夏でも食べやすい、さっぱりとしたつくねはいかがですか? 梅干しのクエン酸で疲労回復をサポートし、大葉の爽やかな香りが食欲を刺激します。さらに、ネギやしょうがが消化を助けるため胃にも優しく、はんぺんを使うことでふわっとした食感が楽しめます。 調理も簡単で短時間で仕上がるので、忙しい日にもおすすめです。冷めても美味しいので、お弁当にもぴったりです。梅や大葉の風味があるためそのままでも美味しいですが、お好みで少量のポン酢をつけることもおすすめです。

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