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慢性閉塞性肺疾患(COPD)を正しく知ろう!

印刷用ページを表示する 更新日:2023年5月31日更新
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)を知っていますか?

慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)とは、主に長期の喫煙習慣により徐々に呼吸機能が低下していく肺の病気です。(以下、COPD)

湯沢市で令和5年に行った健康づくりに関する意識調査では、COPDの認知度は29.9%と低く、よく知られていない病気であることがわかりました。以前は「肺気腫」と「慢性気管支炎」に分けられていた病気を、まとめて慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼ぶようになりました。

COPDの進行は非常に遅く、急変することもないため症状に慣れて異常に気づかず生活を送る人も多いです。さらに、COPDの罹患者は非罹患者と比較すると肺がんの発生率が5倍ともいわれています。
また、死者数は平成30年から令和4年までの5年間で35人、そのうち7割以上が80歳以上で、毎年COPDで亡くなる方がいます。(秋田県衛生統計年鑑より)

COPDは「肺の生活習慣病」で、原因の90%が喫煙であるといわれています。
湯沢市の健康増進計画である第二次いきいき湯沢21計画において、令和5年までに喫煙率を男性20%、女性5%まで減少させることを目標にしていましたが、意識調査の結果、喫煙率は男性22.2%、女性5.0%と男性の喫煙率が目標値より高い状況でした。COPDの予防のためには禁煙が重要となります。

また、たばこの煙に含まれる有害物質は、喫煙者本人だけでなく、喫煙者の周りの人の健康にも深刻な影響を及ぼします。詳しくは受動喫煙についてをご覧ください。

関連リンク

こちらからCOPDについて理解を深めることができます。
スマートライフプロジェクト 病気について知るCOPD(慢性閉塞性肺疾患<外部リンク>)
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト eヘルスネット 喫煙と呼吸器疾患<外部リンク>