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乳がんは自分で発見できる数少ないがんです。
ふだんの乳房の状態を知り、何か異常があった場合にすぐに気づけるように月に1度自己触診しましょう
「触診」とは、手や指で体に触れて診断することです。
月経のある方は月経が終わってから、約1週間以内、閉経した方は、覚えやすい日に(例えば毎月1日など)
片腕を上げ、調べる乳房とは反対の手で、人差し指から小指までそろえて乳房全体を軽く圧迫しながら「の」の字を書くように確認します。上は鎖骨のところまで、わきの下は手が届くところまで広い範囲を調べましょう。入浴時に石けんをつけるとスムーズです。
指で乳頭の根元を軽くつまんで、分泌物がでないか調べましょう。
あおむけで確認するときは、調べる側の腕を頭の下に置き、反対側の手の人差し指から小指までの4本をそろえ、まんべんなく触れ、しこりがないか確認しましょう。毎月自己触診をすることで自分の乳房の状態がわかり、異常が発見しやすくなります。
少しでも気になる変化や異変に気づいたら、すぐに専門の医療機関(乳腺外科、乳腺科などの表示のある病院やクリニック)を受診しましょう。
40歳以上の方は、2年に1回の検診を逃さず受診しましょう
乳がん・子宮がん検診