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学校給食業務(調理・配送)の民間委託ついて

印刷用ページを表示する 更新日:2022年11月25日更新
<外部リンク>

令和5年4月から学校給食業務(調理・配送)を民間事業者(以下「事業者」という)に委託します。

導入の目的

現在、市(教育委員会)の職員(パート含む)が行っている学校給食業務(調理・配送)を事業者に委託することで、事業者の技術力や経営理念等を導入し、湯沢市学校給食センター(以下「給食センター」という)の効率的な運用を図り、また、事業者が有する食品衛生や大量調理技術等に関するノウハウを活用することにより、児童生徒により安全で安心な学校給食を提供することを目的とします 。
さらに、将来的な業務従事者の育成・確保を進め、安定した業務体制の確立を目指します。

湯沢市学校給食センター運営委員会からの答申

給食センターを適正かつ円滑に運営するため、教育委員会の諮問機関として設置されている湯沢市学校給食センター運営委員会から令和3年度に「安全・安心な学校給食の提供と食育の更なる充実を目指し、民間委託の実現に向けて進めるよう」答申を受けております。(湯沢市学校給食センター運営委員会:小中学校PTA会長や小中学校長、養護教諭、学校医等の代表で構成)

湯沢市議会による民間委託に関する予算の決定

上記答申を受け、市では民間事業者からの情報収集を含めて協議を進め、今年(令和4年)6月の湯沢市議会定例会において令和5年4月からの民間委託の開始に関する予算を決議いただき、正式に決定されました。

委託する業務について

委託する業務は文部科学省から示されている要件に従い、調理業務と配送業務とし、調理業務では「給食の調理」、「配食」、「食器・食缶・調理器具等の洗浄・消毒・保管」等を委託します。「献立作成」、「食材等の購入」などについては、これまでどおり市が直接行います。

現在と民間委託後の比較

管理部門

現在の状況 民間委託後の状況
事務職員(給食費・施設管理他)
栄養教諭・栄養職員

市職員

市職員
(民間委託後も市が直接行う)

業務員 市職員

民間事業者
(民間委託へ含める)

調理・配送等部門

現在の状況 民間委託後の状況
調理員 市職員

民間事業者
(民間委託へ含める)

調理兼配送員 市職員

民間事業者
(民間委託へ含める)

配送員※運転のみ 市職員

民間事業者
(民間委託へ含める)

 

学校給食民間委託についての「なぜ?」「なに?」にお答えします

●なぜ民間に委託するのですか?

事業者の技術力や経営理念等を導入し、給食センターの効率的な運用を図ることを目的とします。さらに、栄養教諭が日々行っている調理業務に関する個々への指導も軽減されるため、各小中学校で実施している食育指導の拡充を図ることに加え、将来的な業務従事者の育成・確保を進め、安定した業務体制の確立を目指します。

学校給食の実施主体が市であることに変わりありません。これまでどおり、市が責任をもって給食を提供します。

●なにを委託するのですか?

学校給食の業務には、献立作成、食材購入、調理、検食、配送、回収、洗浄消毒などがあります。このうち委託するのは調理、配送、回収、洗浄消毒の部分です。

献立作成や食材等の購入はこれまでどおり、市が責任をもって行います。

●これまで給食センターで調理されていましたが、別の場所で作って学校まで持ってくるのですか?

調理はこれまでどおり、給食センターの施設、設備を使って行います。

●献立が変わるのですか。食材は委託業者が購入するのですか?

献立はこれまでどおり、栄養教諭が作成します。

また、食材についても、これまでどおり市で購入します。

●委託によって給食費に影響はでませんか?

給食費は、食材料の費用です。その他の給食に関する費用(人件費や施設整備費、光熱水費等)は、市が負担していますので、給食費に影響はありません。

●他の市町村でも委託しているのですか?

秋田県内では、令和4年度の状況として、36か所の共同調理場のうち、調理業務・配送業務いずれも21か所(58.3%)で外部(民間)委託が採用されています。

(共同調理場:複数の学校を対象に調理する調理場)