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800年の歴史を誇る国の伝統的工芸品「川連漆器」を学校給食に使用し、地域の風土や伝統に根ざした食文化を通じて児童生徒の食育の推進と、地域産業への理解や誇りを育み、郷土への愛着を醸成します。
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漆器職人さんが1つずつ心を込めて制作しています |
市内の中学校では、令和7年度2学期から学校給食で川連漆器の汁椀の使用を始め、使用初日には佐藤一夫市長が稲川中学校を訪れ、3年生の生徒と一緒に漆器の汁椀で給食をいただきました。
生徒の皆さんからは、「漆器に盛り付けられることで料理の見栄えがよくなり美味しく感じられる。」、「白い食器の中に赤い漆器が入ったことで、食欲がそそられる。」などといった声が聞かれました。
なお、小学校と稲川支援学校では令和8年度2学期から、川連漆器の汁椀の使用を始めます。
漆器を使って学校給食を食べられるのは県内で唯一であり、児童生徒の皆さんには木の温もりを感じる川連漆器の汁椀でおいしい学校給食を味わってほしいと思います。
川連漆器(汁椀)で「いただきます」 |
市長と生徒が一緒に給食を食べる様子 |
川連漆器のお椀ができるまでの工程は、こちらからご覧ください。
川連漆器のお椀ができるまで [PDFファイル/1017KB]