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弥勒大仏像

印刷用ページを表示する 更新日:2020年9月25日更新

弥勒大仏像の写真

よみがな

みろくだいぶつぞう

員数

1躯

指定/種別

市指定/彫刻

指定年月日

昭和47年5月29日

所在地

湯沢市関口字関口156番地

所有者

香川寺

時代・年代

江戸時代(18世紀)

概要

総高485センチメートル 関口石(砂岩) 彫眼

 宝髻(ほうけい)を結い、条帛(じょうはく)、裳(も)を着用する。腹の前で定印(じょういん)風に両手を組み、その上に宝塔(ほうとう)をのせる。関口石と称される砂岩を使用しており、長く風雨にさらされていたため風化が著しい。
 この像は、江戸力士四ツ車大八(よつぐるまだいはち)が、大関昇進を祈願して浅草金龍山浅草寺(せんそうじ)に奉納するため、関口の石工理兵衛(りへえ)に制作を依頼したものである。完成はしたものの、丈六の石仏を運ぶ舟が無く、そのまま放置されていたものを香川寺(こうせんじ)境内に移し安置したといわれる。関口石の代表的な作品の一つであり、関口の石工の歴史を物語る貴重な資料である。

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