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佐竹義和書「時習」

印刷用ページを表示する 更新日:2020年9月25日更新

佐竹義和書「時習」の写真

よみがな

 さたけよしまさしょ じしゅう

員数

 1幅

指定/種別

 市指定/書跡・典籍

指定年月日

 昭和47年5月29日

所在地

 湯沢市佐竹町1番1号

所有者

 湯沢市

時代・年代

 江戸時代 寛政十年(1798)

概要

 縦56.5センチメートル 横127センチメートル 紙本墨書

 この堂々たる「時習」の二文字は、秋田藩九代藩主佐竹義和自筆の書であり、論語「学而時習之(学びて時に之を習う)」を出典とする。
 寛政(かんせい)六年(1794)、湯沢に藩校の下部機構である郷校が創設され、寛政十年(1798)二月に内舘町に独立校舎が完成した。同年三月二十九日、江戸へ上る途中、休憩のため佐竹南家(みなみけ)御屋敷に入られた義和公から、郷校に対しこの額が贈られた。そして、額の文字にちなんで、湯沢郷校は「時習書院」と名付けられることになった。
 なお、時期は定かでないが、この扁額は軸装に改められている。