本文
とうふくじむらかみしゅつどどぐう
1点
県指定/考古資料
平成23年3月22日
湯沢市高松字上地6番地2 湯沢市郷土学習資料展示施設
(出土地 湯沢市駒形町字東福寺村上地内)
湯沢市
縄文時代中期
高さ19.6センチメートル 幅8.0センチメートル 厚さ2.4センチメートル
この土偶は、昭和55年(1980)に、駒形町字東福寺村上地内で畑地耕作中に発見された縄文時代中期のものと考えられる土偶で、ほぼ完全な形をとどめる。
顔は、粘土を貼り付けた眉、鼻、口と、刺突による目で表現される。腹は粘土を貼り付けた臍(へそ)で、足の指は3本の刻みで表される。口から足の間にかけて貫通孔がある。口の下から臍にかけては2条の沈線がある。目、鼻、口の形状、足の指が具体的に表現される点は、縄文時代中期後半の特徴を示している。