本文
正面
背面
かわつらいせきしゅつどどぐう
1点
市指定/考古資料
平成12年10月26日
湯沢市上院内字小沢115番地 湯沢市院内銀山異人館
(出土地 湯沢市秋ノ宮字川連地内)
湯沢市
縄文時代晩期
高さ18.6センチメートル 幅12.2センチメートル 厚さ7センチメートル
この土偶は、役内(やくない)川支流水無沢(みずなしざわ)川沿いの台地に位置する秋ノ宮川連遺跡から出土したものである。
頭部から左手にかけて欠損しているものの、大きく張り出した腰や太もも、体に施された文様など、遮光器土偶の特徴を有する縄文時代晩期の土偶である。胴体には線対称に文様が描かれ、赤彩が胸や腹、手足に残ることから、当初は全面が赤く塗られていたと推測される。