本文
かりゃくがんねんひ
1基
市指定/考古資料
昭和61年8月1日
湯沢市皆瀬字白沢109番地 熊野神社
白沢集落
鎌倉時代 嘉暦元年(1326)
高さ125センチメートル 幅95センチメートル
この板碑は、皆瀬字白沢(しらさわ)の熊野(くまの)神社境内にあり、嘉暦元年(1326)の紀年を刻す。
上部にバン(金剛界大日如来)とアク(薬師如来)を配し、その下に銘文があるものの、風化が進み判読が困難である。
この板碑は、当初神社南方の山中、白沢沢(しらさわざわ)上流の山ノ神のところにあったといわれ、二度の移転を経て現在地に建てられたものである。