本文
さたけみなみけかんけいしりょういっしき
61点
市指定/歴史資料
昭和62年12月18日
湯沢市佐竹町1番1号
湯沢市
江戸時代
これらの資料は、佐竹南家十九代佐竹義輔(よしすけ)氏から寄贈されたもので漆器類43点、書画18点からなる。五本骨扇紋(ごほんぼねおうぎもん)付蒔絵(まきえ)飲食器漆器類は、藩主が御屋敷に立寄られる際に使用したと考えられ、江戸時代後期に江戸で製作されたと推定される。漆器類は他に南家家紋揚羽蝶紋(あげはちょうもん)付黒漆塗り飲食器具、琉球民間工房製(18世紀末~19世紀)の山水人物密陀(みつだえ)絵が描かれた朱塗り飲食器具がある。
書画は、佐竹南家十三代義珍(よしはる)以降の当主の肖像画や書、お抱え絵師であった遠藤昌益(えんどうしょうえき)筆の絵画手本等からなる。