本文
かどやもりのぶ わだそうすいがさん
1幅
市指定/歴史資料
平成8年12月24日
湯沢市桑崎字中泊
個人
明治16年(1883)
縦81センチメートル 横56センチメートル 紙本著色
これは、和田雙穂(1845~1902)の祖父母夫妻の肖像画に、門屋盛信(1850~1903)と和田雙穂が賛を付けたものである。
門屋盛信は、門屋養安(ようあん)の孫で、医師である。和田雙穂は、銀山で代々金名子(かなこ)(鋪(しき)内堀場請負組頭)を務めた作左衛門(さくざえもん)(四代)の子で、自身も金名子町役を務めた。
両者はともに教育を重視して白銀(はくぎん)小学校開設に尽力し、院内町議会議員も務めた。また、平田篤胤(ひらたあつたね)の没後の門人(もんじん)でもある。