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旧山田八幡神社獅子頭1頭及び鉾1振

印刷用ページを表示する 更新日:2021年12月2日更新

獅子頭の写真鉾の写真

よみがな

きゅうやまだはちまんじんじゃししがしらいっとうおよびほこひとふり

指定/種別

県指定/有形民俗文化財

指定年月日

平成3年3月19日

所在地

湯沢市山田字上ノ宿

所有者

個人

時代・年代

南北朝時代 永和二年(1376)

概要

獅子頭 高さ29.5センチメートル 幅36センチメートル 奥行38.5センチメートル
鉾 長さ181センチメートル

 この獅子頭は、山田八幡神社に納められていたもので、昭和30年代までは旧暦8月に獅子まわしが行われていた。
 木造漆塗で、頭部内側には「永和(えいわ)二年 丙辰(ひのえたつ)六月八日 生年六十六 貞遍(じょうへん)作之」の銘文があり、南北朝時代の作であることを示し、県内最古の獅子頭である。塗り直しを経ているものの、制作当初に書かれたとみられる銘を写したものであることが赤外線調査によって確認されている。貞遍は吉野の僧と伝えられる。
 木製の鉾には、十一面観音が取り付けられた懸仏と翁の面が取り付けられている。獅子頭と同じ人物が制作したと伝えられ、獅子まわしの際に先導役である「面かぶり」がつけて歩き、獅子が荒れた時、その面で獅子を撫でまわしてなだめたという。

360度回転画像

旧山田八幡神社獅子頭


旧山田八幡神社獅子頭の大きな回転画像<外部リンク>

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