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ゆざわだこ
市指定/有形民俗文化財
昭和39年3月26日
湯沢市
湯沢凧は「まなぐ凧」と「武者絵凧」に大別される。
まなぐ凧「(まなぐ」は目の意)は、大きな目が特徴であり、組下給人阿王平馬(あおうへいま)(1771~1809)の創案と伝えられる。
武者絵凧は、幕末に京都警固(けいご)のため上洛(じょうらく)した湯沢の武士たちが、錦絵を写しとってきて作ったのが始まりとされる。
湯沢凧の特色は、骨組みとつり糸が簡単であり、尻尾をつけずに安定し、凧の操作を自由自在に行えるところにある。