本文
たかくらあんぞうさくのまなぐだこ
市指定/有形民俗文化財
昭和47年5月29日
湯沢市佐竹町1番1号
湯沢市
江戸時代 文政年間(1818~1830)
縦82センチメートル 横46センチメートル
この凧は、佐竹南家(さたけみなみけ)家臣高倉案蔵が描いたもので、現存する最古のまなぐ凧といわれている。
子弟に書道を教える手段として、般若(はんにゃ)の面を部分ごとに一筆で書き、筆の運び方を練習させたといわれる。
まなぐ凧(「まなぐ」は目の意)は大きな目が特徴の図柄で、色彩を用いず墨一色で描かれるもので、阿王平馬(あおうへいま)(1771~1809)が創案したと伝えられている。