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切畑番楽

印刷用ページを表示する 更新日:2020年9月25日更新

切畑番楽の写真1切畑番楽の写真2

よみがな

 きりはたばんがく

指定/種別

 市指定/無形民俗文化財

指定年月日

 昭和50年4月5日

所在地

 湯沢市松岡字切畑

保存団体等

 切畑番楽保存会

概要

 この番楽は、慶長(けいちょう)年間(1596~1615)、山伏行者が冬の間山を下りて、麓の村落をまわり民家を宿としながら神楽舞(かぐらまい)を見せ教えたことに始まったといわれる。
 安永(あんえい)二年(1773)には、佐竹南家(さたけみなみけ)の正面から出入りを許されるなど由緒ある番楽であった。
 番楽は、お囃子(太鼓・横笛・鉦(かね))と唄掛け(唄と言い立て)、舞手の三部門から構成される。演目は、獅子舞、御上使、三番叟(さんばそう)、御神楽(おかぐら)、機織(はたおり)姫の舞、へしろ舞、鳥舞、山神舞、切舞、番楽太郎、弁慶、じおう舞からなる。旧鳥海町や羽後町に残る番楽と同じ流れを汲むが、切畑番楽の囃子の調子は他の拍子より一拍速いといわれている。