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小野城址

印刷用ページを表示する 更新日:2020年9月25日更新

小野城址の写真1
南方から全景をのぞむ

小野城址の写真2
畝状堅堀群

よみがな

おのじょうし

指定/種別

市指定/史跡

指定年月日

平成12年10月26日

所在地

湯沢市泉沢字古館

所有者

湯沢市

時代・年代

鎌倉時代~桃山時代

概要

指定面積37,090平方メートル

 小野城は、小野地区泉沢(いずみさわ)の雄物川左岸、標高210mの丘陵地帯に築かれた中世の山城である。
 城の直下を雄物川が流れ、南と東は急峻な崖で自然の要害となっている。主郭西側の尾根鞍部には3条の堀切(深さ10m、2m、2m)と、これに連続する竪堀(たてぼり)を配し、北東の緩斜部には空堀や竪堀で補強する。主郭は4,000平方メートルの広さをもち、市内の平野部を一望できる。
 小野城は、鎌倉時代に雄勝(稲庭)に入った小野寺(おのでら)氏が、院内法領館(ほうりょうだて)の三浦(みうら)氏の押さえとして重臣姉崎四郎左衛門(あねざきしろうざえもん)を居城させたと伝えられる。
 文禄(ぶんろく)二年(1593)、城主町田長右衛門(まちだちょうえもん)のとき最上勢の攻撃を受け落城した。

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