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三梨のナシノキ

印刷用ページを表示する 更新日:2020年9月25日更新

三梨のナシノキの写真

よみがな

みつなしのなしのき

員数

1本

指定/種別

市指定/天然記念物

指定年月日

平成16年2月12日

所在地

湯沢市三梨町字古三梨106番地

所有者

五ケ村集落

概要

バラ科ヤジマナシ 樹高8m 目通周囲1.8m 推定樹齢220年

 これは、三梨町の水田の中に立ち、「三梨」の地名の由来とされるナシノキである。
 腐朽により根元から2.5mほどの高さまで空洞が見られるものの、地域住民に守られ現在も樹勢を保っている。
 菅江真澄(すがえますみ)の『雪の出羽路(いでわじ)』に「三梨郷には、一房に三つの実がなる梨があること。その梨の木が立つ場所は、昔、桂薗寺(けいおんじ)を遷(うつ)した跡で、石仏の地蔵が建っている」などと書かれている。明和(めいわ)六年(1769)の紀年を刻する石仏が現在も当時と同じ場所に立つ。
 固有種としてだけではなく、歴史・民俗資料としても貴重である。

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