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1コマ目の講座は、島津ゆき子さんによる「よりよい発達に大切なこと」でした。市内の施設で療育に携わる島津ゆき子さんからは、赤ちゃんが成長していく中で大切なポイントを身体、心の両面からわかりやすく教えていただきました。
2コマ目の講座は、湯沢市子ども家庭センター家庭相談員の須田亮子さんによる「子どもの心を守る関わり方~しつけと虐待の違いを考える~」でした。しつけとは、子どもが社会の中で生きる力を育てる行為であり、愛で伝えるもの。子どもが恐怖や「怒られた」と感じたら、それはしつけではない。などのお話がありました。
今回で、3回に渡って開始された「すこやか子育て応援講座」が終了しました。講師の方々から学ばせていただいた多くのことを生かして、毎日の子育てを楽しんでいきましょう。
湯沢雄勝広域市町村圏組合湯沢消防署の救急救命士の方々をお迎えし、「普通救命講習3」を実施しました。対象は乳幼児・小児で、子育て中のパパ、ママが受講し、もしもの際の救命処置について学びました。突然のけがや病気で起こりうる心停止の際、救急車到着までの時間に、心肺蘇生とAEDを使用した一次救命措置を行うことで、命を救える率が高くなるそうです。実際の場面では、動揺してしまいそうですが、処置の基本を覚えておき、勇気をもって行動することが大切だと感じました。
小野崎医院小児科の非常勤医師、高橋勉先生(高は、はしごだか)をお迎えして「こどもの病気、こんな時どうする?」をテーマにお話ししていただきました。お子さんの急な体調不良に戸惑った経験はどこのご家庭でもあるかと思います。そんな時、適切な対応ができるよう丁寧でわかりやすくお話くださいました。症状によっては、以前処方された薬で対応できる場合、反対に緊急に受診が必要な場合があり、普段からお子さんの健康についてしっかりと把握しておくことが大切だと感じました。今回の講座には、子育て中のお母さん達のほか、お孫さんとの関わりの際に役立てたいというおばあちゃんや、市内保育施設で働く看護師さんにもご参加いただきました。講座の参考となる「お子さんの急病・急変対応ガイドブック」は、添付ファイルからご覧いただけます。
「お子さんの急病・急変対応ガイドブック」 [PDFファイル/2.41MB]