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白井晟一氏は「親和銀行本店」「ノアビル」「渋谷区立松濤美術館」などを手がけた、戦後の日本を代表する建築家の一人です。同氏は、第二次世界大戦中に家財道具を雄勝地域個人宅に疎開させてもらったことを縁に、旧秋ノ宮村役場、稲住温泉「浮雲(うきぐも)」、離れの「杉亭(さんてい)」「嵐亭(らんてい)」「漣亭(れんてい)」などの設計を手がけ、湯沢市との関係が深まっていきました。
令和4年4月1日現在、市内に所在する同氏設計の「四同舎(しどうしゃ)(旧湯沢酒造会館)」「顧空庵(こくうあん)」が、国登録有形文化財(建造物)に「造形の規範となっているもの」として登録されています。
<四同舎(旧湯沢酒造会館)>
<顧空庵>