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報告会当日に参加者から寄せられた質問と市議会議員がお答えした内容について、その一部をご紹介するほか、市に対する多岐にわたる要望、提言などがありましたので、重要なものについては、市長に報告し回答を求めた結果についても掲載します。
回答 一点目は「参考人や公聴会制度を活用して議会の討議に反映させるよう努めること」で、制度の活用実績が無かった。二点目は「議員研修の充実強化」で、専門家や市民などとの研修会の開催が無かったことによるもの。今後は、コロナ禍であってもできることを検討していく。
※ 議員研修については、専門家との研修会を8月と9月に実施しました。議会改革への取り組みについては、こちらのページをご覧ください。
回答 議会にもさまざまな声が届いているが、意見を取りまとめて今後の方向性を見定めていく。当局にもしっかりと要望していきたい。
放送を聞き逃した場合も、電話自動応答ダイヤルで確認できる。市長は一回で情報伝達ができるようにすると答弁している。
市の対応 これまでの放送により、改善すべき内容が明確化されてきている。今後も放送を重ねながら、各方面からのご意見に耳を傾け、改善すべき点については改善を図りながら、防災行政無線機器能力を最大限活用し、災害時などにおいては適時に適切な情報伝達に努める。
また、広報紙などでお知らせしているが、放送を聞き逃したり、放送が聞き取れなかったりした場合の対応として、電話自動応答ダイヤルや市ホームページの活用を勧めている。
回答 共助組織の立ち上げも含めて協働事業推進課が窓口となっている。支援やアドバイスを行うよう伝える。
回答 中心市街地の中核的施設を担い、駅前から全市へ観光・経済などの波及効果をもたらすことができるような施設にするべきだと考える。今後、当局と議論を重ね、市民の皆さんからの貴重な意見を基本計画作成へ反映させていきたい。
市の対応 規模の算定に当たっては、現施設の利用率、利用者数などを分析し、市民の皆さんが不便を感じないよう十分に配慮しながら進めている。図書館も規模縮小となるが、現在、書籍数の最大1.5倍程度の収蔵が可能となるよう工夫し、規模が縮小しても市民サービス低下にはならないよう努めている。
複合施設の利点は、共有部分(廊下、トイレ、倉庫など)の縮減のほか、整備を予定している諸機能の連携による市民サービス、利便性の向上にあると考えており、関係団体、市民意見などを参考としながら基本計画の策定を進めている。
回答 少子高齢化は避けられない問題であり、さまざまな施策を行っているが、なかなか結果に結びついていない。市民の皆さんが安心して暮らすことができるようなまちづくりを目指していく。
市の対応 本市の人口は今後も減少するものと予測するが、とりわけ進学によって流出する若い世代の人材流出が著しいことから、こうした世代に向けた、Uターン施策を強化し人口減少の抑制を図っていく。
また、人口減少によって地域の担い手不足が懸念されることから、関係人口の創出に取り組み、地域人材の確保を進め、人口減少社会に負けない、持続可能な地域づくりを推進していく。
回答 通学路の除雪は優先的に行うべきと考える。担当課に状況を伝える。
市の対応 除排雪作業については、市の除雪計画において、通学路を優先的に実施するよう位置づけている。
統合した学校の周辺道路、通学路の変更に対応した除排雪作業を丁寧に実施していく。
回答 雪の問題については、地域の実情に応じた対応をしている。担当課に状況を伝える。
市の対応 高齢化による除排雪の問題は市全体の課題となっている。ここ数年、同じ委託業者が西新町を担当しているが、オペレーターの入れ替わりなどで除雪の対応に違いが出ないよう指導する。
回答 雪処理については課題が多い。意見として担当課に状況を伝える。
市の対応 同様のご意見を複数いただいており、老朽化が著しいものから、順次、交換の対応をしていく。なお、開閉の軽い製品は、耐久性、安全性にまだ課題があることから、今後も製品の動向を注視していく。
回答 通年使用できるように整備している。公衆トイレのほか、観光案内スペースを設ける。宿泊はできないが、近隣宿泊施設や民泊の案内は可能と考える。
回答 清掃などは業務委託などによりしっかりと管理される。自動販売機の設置までは承知していない。
回答 関係者と業者が話し合いをされているが、進展はしていないようだ。引き続き協議が必要な事項と捉えている。
回答 担当する教育民生常任委員会において早急に対応を検討し、議会報告会で出された要望を教育委員会に伝える。
7月8日に開催した議会報告会において、「稲川地域統合小学校について」の意見交換の際、児童の通学方法及び通学路の決定に関する要望や意見が出されました。
6月28日に千葉県八街市の市道において、下校途中の児童が死亡する痛ましい交通事故が発生し、議会報告会でも保護者や地域住民から心配する切実な声が寄せられました。
今後、通学路が決定した際には、状況について再度点検や検証を行い、できるだけ早期にできる限りの安全対策を講ずるとともに、保護者や地域住民に危険箇所を周知するなど、登下校時における児童の安全・安心を最優先に取り組んでいただくことを強く要望してまいります。
通学における児童生徒の安全確保は、市内すべての小中学校において、行政が一丸となって取り組むべき政策課題であることを認識し、所管する常任委員会として諸課題に対する調査、協議を進めながら、課題の解決に向けて積極的に取り組みます。
9月22日(水曜日)に市長へ、9月24日(金曜日)に教育委員会に対し、要望書を提出しました。
湯沢市議会では、より開かれた議会を目指して、議会活動の状況報告や、市民の皆さんからの貴重なご意見やご要望などを把握するために議会報告会を開催しています。
今回は7月6日から7月8日の3日間、市内6会場で開催し、延べ165人の市民の皆さんにご参加いただきました。
当日は、各テーマのほか、地域の課題に関連した質問などをいただきました。主な質問や議員の回答内容、市の対応については、市ホームページのほか市議会だより11月号にも掲載します。
会場 | 日時 | 担当班/正副議長出席者 | 参加者数 |
湯沢文化会館(2階中ホール) |
7月6日 火曜日 午後7時から |
1班/副議長 | 10人 |
雄勝文化会館(視聴覚ホール) |
7月6日 火曜日 午後7時から |
3班/議長 | 30人 |
市役所本庁舎(1階市民ロビー) |
7月7日 水曜日 午後7時から |
2班/議長 | 52人 |
皆瀬生涯学習センター(1階研修室) |
7月7日 水曜日 午後7時から |
3班/副議長 | 18人 |
山田地区センター(体育館) |
7月8日 木曜日 午後7時から |
1班/議長 | 26人 |
川連小学校(体育館) |
7月8日 木曜日 午後7時から |
2班/副議長 | 29人 |
合計 | 165人 |
議長 柏原久寿 副議長 渡部正明 |
班 | 班代表者 | 班員 |
1班 | 高橋克己 | 佐藤愛子、大山 豪、宮原 晃、石川隆一、高橋 榮 | |
2班 | 佐藤功平 | 藤田健志、沓澤正雄、加藤昭嗣、二郷準一郎 | |
3班 | 高橋 肇 | 兼子正寛、高橋 健、高橋 達、松田國太郎 |
![]() 受付の際に体温測定を実施 |
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![]() 7月6日 湯沢文化会館会場 |
![]() 7月6日 雄勝文化会館会場 |
![]() 7月7日 市役所本庁舎会場 |
![]() 7月7日 皆瀬生涯学習センター会場 |
![]() 7月8日 山田地区センター会場 |
![]() 7月8日 川連小学校会場 |