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感染症予防、対策の一つとして予防接種があげられます。予防接種には予防接種法に基づいて行う定期予防接種と本人の希望と医師の判断で行う任意予防接種があります。
任意予防接種は義務ではありませんが、感染症から身を守るための重要な選択肢の一つとして位置付けられています。重症化のリスクを減らすだけでなく、感染の広がりを抑えることで、周囲の人々を守る役割も果たします。
任意予防接種は自己負担が原則ですが、助成の対象となっている場合もありますので、下記をご確認ください。接種スケジュールを立てる時は、ワクチン同士の間隔に十分注意し、接種してください。
本市における公的な接種の推進または費用の助成についても、関係機関、団体等の意見を踏まえて検討していくこととしています。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。
併せて一般的な風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。子どもでまれに急性脳症を発症し、ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど、重症になることがあります。
生後6か月以上(定期接種対象者を除く)
2回(0歳から13歳未満)
1回(13歳以上)
おたふくかぜの正式名称は「流行性耳下腺炎」です。耳の前下の唾液腺である耳下腺が腫れ、丸顔のおたふく面のようになるので、おたふくかぜと呼ばれています。おたふくかぜは、通常2週間から3週間程度の潜伏期間を経て発症し、しばしば発熱を引き起こします。多くが軽症で1週間から2週間で回復します。まれに無菌性髄膜炎、難聴、精巣炎などの合併症を起こすことがあります。成人が感染すると症状が重くなる傾向があります。
1歳以上
1回
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
1歳以上
2回
風しんは、風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5人から7人にうつす強い感染力を有します。症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。
また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院治療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
1歳以上
2回
風しん罹患者、風しんを含むワクチンを2回接種した方を除きます。
詳しくは、風しんワクチン予防接種費用助成についてをご確認ください。
帯状疱疹は、水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現する疾患です。水疱が見られる2日から3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度たつと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。通常は2週間から4週間で皮膚症状がおさまります。
子どもの頃に水痘(みずぼうそう)にかかると、水痘、帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、加齢や疲労によって免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛になる可能性があります。
原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては、成人の9割以上が抗体を持っていることから、既にほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。
RSウイルスは小児や高齢者に呼吸器症状を引き起こすウイルスで、生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。
一般的には風邪のような症状のみで重症化することは少ないとされていますが、子どもや慢性呼吸器疾患等の基礎疾患のある高齢者等が感染すると、重症化しやすいということがわかっています。
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