消費者トラブルや特殊詐欺にご注意ください
年末年始の時期、ご家族の間などでお話しする機会に、消費者トラブルや特殊詐欺に遭わないように声を掛け合いましょう。
消費者トラブルの事例
海産物の送り付け
- 突然、海産物が代引きで届き、同居している家族が代金を支払ってしまった。
- カニなどの海産物の購入に関する勧誘の電話があり、断ったのにもかかわらず商品が届いた。キャンセルしたいが業者と連絡が取れない。
トラブルを事前に防ぐために
- 注文していない、または断ったのにもかかわらず、一方的に商品が送りつけられた場合は、宅配事業者に事情を説明し、送り主の名称や所在地などの情報を控えてから受け取りを拒否して、代金を支払わないようにしましょう。
- 電話などで商品を注文したときは、商品名や金額、業者名や連絡先を必ず控え、家族間で情報を共有しましょう。
- 電話での勧誘を受けて契約した場合でも、8日以内に手続きをすればクーリング・オフができます。
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特殊詐欺の事例
警察官を名乗る電話
- 下4桁が「0110」の番号からの電話に出たら、警察官を名乗る者から逮捕状が出ていると言われた。
- 警察官を名乗る者からの電話の後、LINEのビデオ通話に誘導され、相手から警察手帳を見せられた。相手の指示に従い、個人情報を伝えてしまった。
- 2時間後に電話が使えなくなると自動音声の電話があり、案内に従い番号を押すと、警察官を名乗る男性につながった。自分が犯罪に巻き込まれていて、その捜査のために必要だと言われ、個人名義の口座にお金を振り込んでしまった。
トラブルを事前に防ぐために
- 警察がLINEのトークやビデオ通話で連絡を取ることはありません。また、金銭を個人名義の口座に振り込ませたりすることはありません。
- 警察官を名乗る電話があっても慌てずに、簡単に信用せず、相手に個人情報を伝えないでください。知らない番号や非通知からの電話は、慎重に対応しましょう。
- 不審に思った場合は、下記の相談先に相談してください。
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総務省や厚生労働省等を名乗る電話
- 総務省や総合通信局の職員を名乗る人物から電話があり、「2時間以内にすべての通信を停止する」等の虚偽の説明を行い、オペレータにつなぐように誘導する。
- 厚生労働省(保険局)の職員を名乗る人物から電話があり、「あなたの(マイナ)保険証が不正に利用されている。」「薬剤が不正に処方されている。」と言われ、個人情報を聞き出された。
トラブルを事前に防ぐために
- 不審電話を受けたらすぐに通話を切り、オペレーターに繋いだり、個人情報を伝えたりしないでください。留守電にメッセージが入っていた場合も、こちらからかけ直してはいけません。
- 知らない番号からの電話は慎重に対応しましょう。また、非通知でかかってきた電話には出ないようにしましょう。
- 不審に思った場合は、下記の相談先に相談してください。
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ロマンス詐欺、投資詐欺
- SNSやマッチングアプリで知り合った相手から、「資産を増やさないか、投資に興味はないか」と誘われ、投資サイトやアプリへ誘導された。少額投資すると実際に利益が出たため、指定された口座にまとまったお金を入金したが、その後音信不通となった。
トラブルを事前に防ぐために
- 入金したお金は返ってきません。顔の見えない相手を簡単に信用せず、家族や周囲の人に相談しましょう。
- 不審に思った場合は、下記の相談先に相談してください。
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身近な高齢者を守るために
高齢者の消費者トラブルを防ぐためには、日ごろから高齢者の生活や言動などを見守り、家族や周囲の方がいち早く変化に気付くことがとても重要です。身近な高齢者がトラブルに遭っているのではないかと疑われる場合は、できるだけ早くご相談ください。
相談先
電話 0183-72-0874(平日午前8時30分から午後5時まで)
※年末年始の令和7年12月27日から令和8年1月4日まではお休みです。
電話 局番なし188(いやや!)
※年末年始の令和7年12月27日から令和8年1月4日まではお休みです。
電話 #9110(最寄りの警察の相談窓口につながる全国共通の電話番号です。)