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平成29年度ふるさと納税活用状況報告

印刷用ページを表示する 更新日:2022年2月3日更新
平成28年度にいただいたふるさと輝き寄附金
件数 20,012件 金額 297,919,470円

全国の皆さまからたくさんの御寄附をいただき、感謝申し上げます。
湯沢市ではこの寄附金を「ふるさと輝き基金」として積み立てし、平成29年度の各種事業に充当し活用させていただきました。

充当事業名 充当額
賑わいのまちづくり事業 35,300,000円
教育・子育て支援事業 135,940,000円
健康福祉のまちづくり事業 38,060,000円
地域文化の継承事業 27,700,000円
地場産業の振興事業 53,000,000円
合計 290,000,000円


活用させていただいた事業の一部を紹介します。
今後とも、秋田県湯沢市への御支援をよろしくお願いいたします。

賑わいのまちづくり事業

横堀交流センターの管理運営に活用しました

雄勝地域にある横堀交流センターは、廃校となった旧横堀小学校を改装し、参加協働のまちづくりの推進と地域の文化及び歴史の伝承、学習、健康増進などを目的に、地域づくり活動の拠点施設として指定管理により運営しています。
センターには、和室や会議室のほか、音楽室を改修したカラオケルームやサークル活動室などがあり、地域住民の集会や憩いの場として多目的に利用されています。
地域活動の中心である、横堀地域づくり協議会が管理することにより、住民自らの手により地域のニーズを十分に反映した運営が図られており、今後も地域活性化と参加協働のまちづくりの推進が期待されます。

  • 平成29年度施設利用者数 のべ12,809人

横堀交流センターの利用状況1

横堀交流センターの利用状況2

教育・子育て支援事業

放課後児童クラブの環境整備に活用しました

利用児童の増加に伴い、既存施設では受け入れが困難となった湯沢南児童クラブにおいて、増改築工事を行い、受け入れ体制を整備し、待機児童の発生を防ぐことができました。
生活スペースの増築により受け入れ可能な児童の定員が40名から80名に拡充され、十分な生活スペースが確保されたほか、トイレ改修や床段差解消、屋外スロープ設置などバリアフリー対応等により放課後児童の誰もが安心安全に活動できる環境整備が実現できました。
市内には狭隘、老朽化した放課後児童クラブがあることから、今後の需要等を踏まえ計画的に事業を推進し、放課後児童の健全育成に寄与してまいります。

放課後児童クラブの様子1

放課後児童クラブの様子2

放課後子ども教室の運営に活用しました

放課後子ども教室推進事業では、安全、安心な子どもたちの活動拠点(居場所)を確保し、地域の様々な方々の参画を得て、子どもたちとともに学習やスポーツ、文化活動、地域住民との交流活動等を行っています。
年齢の違う子ども同士のふれあいや地域の大人たちとともに行う様々な活動を通じて、子どもたちの健全な育成を図っています。
今後も引き続き、子どもたちが地域社会の中で、心豊かで健やかに育まれる環境の維持・整備に努めていきます。

健康福祉のまちづくり事業

遠隔診療の実証試験に活用しました

医師不足の解消と地域医療の充実に資する情報通信技術として、遠隔診療が有効な手段になるか、その可能性と実現性を探るために実証試験を実施しました。
安定期の患者に対する対面診療を補完する診療として全体的に有効性は高く、診療の質にも差はないと判断されました。
患者と医師のコミュニケーションも違和感なく行われており、以下ようなメリットがありました。

  • 患者は、冬季等の悪条件での通院から解放された
  • 医師は、拘束時間が削減され負担軽減が図られた

診療報酬額が少なく、現状では医療事業としては成り立たない状況ですが、在宅の見守りなどには大きな効果が見込まれることから、引き続き地域医療の一環として継続していく予定です。

遠隔診療の様子1

遠隔診療の様子2

地域文化の継承事業

民俗芸能資料のデジタル化に活用しました

地域の文化遺産の保存・継承を支援するため、民俗芸能の資料をデジタル化し、秋田県立図書館及び市内各図書館等へ配架しました。
地域内にとどまっていた映像資料が各図書館等の映像資料に加わり、多くの方々の目に触れる機会を提供することができました。
民俗芸能自体は、後継者不在で数十年前に途絶えてしまいましたが、地域の文化遺産がデジタル化されたことで後世への継承の支援ができました。

デジタル化した資料

民俗芸能発表会の開催に活用しました

民俗芸能・郷土芸能の保存団体による交流発表の機会を設け、伝承意欲の喚起、伝承者の発掘を進めています。
市内外から観光客が集まる犬っこまつり期間中に、メイン会場エリア内において実施することで、多くの方に披露する機会を提供することができました。
本イベントが定着し、より多くの団体が参加することで、伝承意欲喚起・増進や団体相互の交流の活発化が期待できます。

民俗芸能発表の様子 

地場産業の振興事業

特色ある作物栽培にチャレンジする農業者を支援しました

国や県の補助事業に該当しない農業者や、意欲はあるが認定農業者の要件をクリアできない農業者について、県の重点作物や市の振興作物、新規作物の生産販売を支援することで、農業所得の向上と水田のフル活用に寄与しています。

  • 補助事業対象者 13人
  • 補助対象作物 さやいんげん・枝豆・アスパラガス・せり・おうとう・りんご・ネクタリン

農業者に対し生産販売支援を行うことで農業所得の向上が図られているほか、今後は、高品質生産や生産面積及び収穫量の拡大など生産者団体や関係機関と連携し、需要が高く農業所得の増加が見込まれる作物について重点的に支援する体制となるよう制度の見直しを実施する予定です。

三関サクランボ

三関セリ

農業経営の複合化・6次産業化を支援しました~農業夢プラン事業~

農業夢プラン事業は、戦略作物の産地拡大や認定農業者等の経営の複合化、6次産業化への発展により付加価値の創出が期待できる取組等に必要な機械・施設等の導入を支援し、国内外に打って出るトップブランド産地の形成と収益性の高い農業経営の確立を図る補助事業です。

  • 補助事業対象者 50人(法人等含む)
  • 補助対象作物(平成29年度事業実施分)
    えだまめ、ねぎ、アスパラガス、トマト、きゅうり、キク、りんご、おうとう、大豆、ほうれんそう、キャベツ、葉たばこ、肉用牛、乳用牛、牧草、せり、いちご

本事業の実施により、経営複合化のための新規作目の導入や作付規模の拡大が達成され、農業所得の向上につながったほか、平成30年度からは新規就農者支援のメニューも組み込まれ、早期の就農定着に関する支援も行っています。
今後も、収益性の高い農業経営体の確保育成を図っていきます。


カタログの郵送をご希望の方は、ふるさと納税担当(電話:0183-55-8274)までご連絡ください。